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「2022年ノンフィクション本大賞」ノミネート6作品が発表。あなたの推しは?

  • 2022.7.28
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「2022年 Yahoo!ニュース | 本屋大賞 ノンフィクション本大賞」が、7月26日、ノミネート6作品を発表した。

『朝日新聞政治部』 鮫島浩/講談社
『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』 鈴木忠平/文藝春秋
『さよなら、野口健』 小林元喜/集英社インターナショナル
『ソ連兵へ差し出された娘たち』 平井美帆/集英社
『妻はサバイバー』 永田豊隆/朝日新聞出版
『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』 川内有緒/集英社インターナショナル

全国の書店員の投票で大賞が決まる。受賞作発表は11月上旬だ。

ノミネートされた6作品を簡単にご紹介しよう。

『朝日新聞政治部』
鮫島浩 著/講談社

政治部に異動した日、政治部長は「権力と付き合いなさい」と言った......。「吉田調書報道」の担当デスクであった著者が、朝日新聞政治部の栄光と凋落を、全員実名で生々しく描く。

『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』
鈴木忠平 著/文藝春秋

中日の監督を務めた8年間で、5度日本シリーズに進出し、2007年には日本一に。それでもなぜ、落合博満はファンやマスコミから厳しい視線を浴び続けたのか。異端の名将の実像に迫る。

『さよなら、野口健』
小林元喜 著/集英社インターナショナル

野口健は登山家として「三・五流」なのか? さまざまな社会貢献を続ける本当の理由とは? 野口健はモンスターか、善意の活動家か。元マネージャーが「アルピニスト」の素顔を描く。

『ソ連兵へ差し出された娘たち』
平井美帆 著/集英社

敗戦後、「満州国」に取り残された日本人開拓団は、現地民の襲撃に耐えかねてソ連軍司令部に助けを求めた。ところが今度はソ連兵による"女漁り"や略奪が始まる。そこで団長たちが取った手段とは......。

『妻はサバイバー』
永田豊隆 著/朝日新聞出版

「ぜひ書いてほしい。私みたいに苦しむ人を減らしたいから」。精神疾患を抱えた妻の介護と仕事の両立に悩み続けた約20年を、新聞記者が克明に綴ったルポルタージュ。

『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』
川内有緒 著/集英社インターナショナル

白鳥建二さん、全盲の美術鑑賞者。「白鳥さんと作品を見るとほんとに楽しいよ!」という友人の一言で、わたしたちのアートを巡る旅が始まった。白鳥さんが教えてくれたこと、見えてきたこととは。

いずれ劣らぬ6作品。読み応えがあり、小説よりもドラマチックな作品も。ふだんノンフィクションはあまり読まないという方も、この機会に気になる本を手に取ってみてはいかが?

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