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「豪猪」は「ごうちょ」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.9.4
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今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「豪猪」です。

「豪華(ごうか)な猪(いのしし)…?」「もしかして高級食材?」と、様々な疑問が頭の中に浮かんでいるかもしれません。

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「豪猪」の読み方!

それでは、早速「豪猪」の読み方を発表します。

ヒントですが、「豪猪」には読み方が2つあります。そのうち1つは、「猪」の読み方に詳しい方ならばきっとわかるはず。しかし、もう1つはちょっと難しすぎるかもしれません…!

それぞれ読み仮名は4文字、そして5文字です。

それでは、最後のヒント! 5文字の方は「山荒」とも書けますよ。

…これでもうわかりましたよね?

そう、正解は「ごうちょ」「やまあらし」でした!

「豪猪」について

「ごうちょ」は「山荒」の漢名、もしくは大きな猪を表す言葉で、「豪豬」と書くこともできます(出典『精選版 日本国語大辞典』/小学館)。

「豪猪」を「やまあらし」と読むことは難しいと思いますが、「山荒」なら簡単に読めたはず。しかし、どのような生き物か、あまり知らない人が多いかもしれません。

この機会に、辞書で確認してみましょう!

齧歯目ヤマアラシ科の哺乳類の総称。頭胴長35~90センチ、尾長17~23センチ。体の上面に針状の中空の剛毛が生えている。敵が近づくと体を震わせて音をたてたり、毛を逆立てたりして身を守る。夜行性。東南アジア・インドからアフリカ、ヨーロッパ南西部まで分布。広くはキノボリヤマアラシ科も含めていい、南北アメリカに分布。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

引用にある通り、「豪猪」は体の上面に針のような体毛を有しているのが特徴とのこと。

同じような特徴を持つ生き物として「ハリネズミ」を想像された方も多いと思います。しかし、こちらは「ヤマアラシ科」ではなく「ハリネズミ科」の生き物なんですよ。

ちなみに、ドイツの哲学者・ショーペンハウアーの寓話に「豪猪のジレンマ(ハリネズミのジレンマ)」というものがあるそうです。

まとめ

いかがでしたか?

「豪猪」は「ごうちょ」「やまあらし」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!