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「竹根蛇」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.9.9
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今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「竹根蛇」です。

「たけねへび…?」と不思議に思われたかもしれませんが、実は全く異なる読み方をするんですよ。読み仮名は5文字…ではなく4文字になります。

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「竹根蛇」の読み方!

それでは、早速「竹根蛇」の読み方を発表します。

まずはヒントをご紹介!

「竹根蛇」には「日計」「熇尾蛇」という別表記があります。そして、読み仮名は4文字とくれば…?

もうわかりましたよね。

そう、正解は「ひばかり」でした!

「竹根蛇」について

ヒントの「日計」を見て、すぐに読み方がわかった方も多いかもしれません。「日」は「曜日(ようび)」や「月日(つきひ)」、「計」は「計り(はかり)」と読むことが多いため、「竹根蛇」に比べとても読みやすかったと思います。

さて、それではこの言葉はどのような意味を持っているのでしょうか?

〘名〙 ナミヘビ科の小形の無毒ヘビ。体長五〇センチメートル内外。体の上面は暗褐色で、黒い小点が散在し霜ふり状のこともある。下面は黄白色。くびに淡色の帯状斑がある。本州以南の国内各地に分布する。森林・原野にすみ、カエルやミミズなどを捕食。無毒であるが、有毒とみなされ、かまれると命はその日ばかりという俗信からこの名がある。《季・夏》

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

『「ひばかり」なんて名前がついているなんて、不思議だな〜』と思われたかもしれませんが、その理由はなかなかに恐ろしいもの…! でも、実際には無毒なのに、どうしてこのような俗信が生まれたのでしょうか?

ちなみに「ひばかり」は「日計」と書く場合、ほかに「 江戸時代、大坂堂島の帳合米取引で、米を売買した者が即日に必ず同額の米を買いまたは売って、売買を解除し一杯とすること」という意味があるそうですよ。こちらは「日斗」と書くこともできます(出典:『精選版 日本国語大辞典』/小学館)。

まとめ

いかがでしたか?

「竹根蛇」は「ひばかり」と読みます。

今後も様々なジャンルの難読漢字をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!