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「響む」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.8.16
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「響」は「響く(ひびく)」や「鳴響く(なりひびく)」、「音響(おんきょう)」など、音に関連する言葉に使われるイメージがありますよね。基本的に「きょう」や「ひびく」と読むことがほとんどかもしれません。

しかし、実はほかにも読み方があるんですよ。それが、今回ご紹介する「響む」です。

さて、いったいなんと読むのかわかりますか?

「響む」の読み方!

それでは、さっそく「響む」の読み方を発表します。

冒頭の文章から推測し、「きょうむ」や「ひびむ」と読んでしまった方は、残念ながら不正解! 実は、「きょう」や「ひびく」とは全く異なる読み方なんですよ。

漢字表記を知らずとも、日常生活の中でこの言葉を使ったことのある方は多いかもしれません。

たとえば、「予期せぬ報せに響めきが起きた」「ファインプレーを目にした観客席に響めきが湧いた」などのように用いることができます。

…これでもうわかりましたよね?

そう、正解は「どよむ」でした!

「響む」について

「どよむ」や「どよめき」という言葉を聞いたことはあっても、まさか漢字表記があるなんて、ご存知なかった方も多いかもしれません。ちなみに「とよむ」とも読みますよ。

さて、それでは「響む(どよむ)」とはどのような意味なのでしょうか? この機会に、しっかり確認しておきましょう!

[動マ五(四)]《平安末期ころまで「とよむ」》
1 音が鳴りひびく。ひびきわたる。
2 多くの人が大声をあげて騒ぐ。
3 ずきずきと痛む。うずく。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

おそらく多くの方は、1, 2の意味で使っていると思います。3の意味はかなり趣きが違うため、「そんな意味もあるのか」と驚かれたかもしれませんね。

ちなみに「響」は、ほかにも「響もす(どよもす・とよもす)」と読んだり、1文字で「おと」と読むなど、変わった読み方がありますよ。併せて覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「響む」は「どよむ」「とよむ」と読みます。

今後も見慣れた漢字の変わった読み方をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!