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「黄精」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.8.17
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今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「黄精」です。

「黄」も「精」も、比較的よく見かける漢字ですよね。しかし、これら2つが並んでいるところを見かけたことのある方は、あまり多くないかもしれません。

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「黄精」の読み方!

「黄」は「黄色(きいろ)」や「黄土色(おうどいろ)」、「精」は「精霊(せいれい)」や「「精しく(くわしく)」という読み方をしますよね。

実は、これらを組み合わせることで、「黄精」の読み方の1つにたどり着けるんです。

しかし、あともう1つ読み方があります。そちらは、やや難易度が上がりますよ…!

どちらも読み仮名は4文字で、それぞれ「おう○○」「おお○○」と読みます。「あれ、2つ目は誤字じゃない?」と思われたかもしれませんが、「おう」ではなく「おお」で正しいんです。

それでは、正解を発表します。

正解は「おうせい」「おおえみ」でした!

「黄精」について

「黄精」の字面から「おうせい」という読み方にたどり着けた方は多いはず。しかし、「おおえみ」はさすがにわからなかった方が多いかもしれません。

さて、読み方がわかったところで、意味を確認してみましょう。実はこちら、とある植物を表しているんです。

〘名〙植物「なるこゆり(鳴子百合)」の漢名。江戸時代には地下茎を煎じたものが強壮剤とされていた。こうしょう。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

「おうせい」は漢名ですが、「おおえみ」は「鳴子百合(なるこゆり)」の古名なんだそう(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。では、この植物はどのような特徴を持っているのでしょうか?

ユリ科の多年草。山野に生え、高さ約80センチ。地下茎がはい、先から1年ごとに1本の茎を出す。茎は弓なりに伸び、葉を互生する。5、6月ごろ、葉のわきから緑白色の筒状の花が垂れ下がって咲き、暗緑色の実を結ぶ。漢方で根茎を黄精といい強壮薬に使う。えみぐさ。

出典:『デジタル大辞泉』小学館

 

もしかしたら、昔飲んだ栄養剤や栄養ドリンクに、「黄精」が含まれていた…なんてこともあるかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

「黄精」は「おうせい」「おおえみ」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね。