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「貴やか」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.9.12
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今回ご紹介する言葉は「貴やか」。

「高貴(こうき)」や「貴族(きぞく)」、「貴方(あなた)」などに使われる「貴」に「やか」という送り仮名がついていますが、一体なんと読むのかわかりますか?

小説や古文などを読んでいるときに見かけることがある言葉ですよ。

「貴やか」の読み方!

では、早速「貴やか」の読み方を発表します。

「きやか」と読んだ方は、不正解!「貴い」で「とうとい」と読みますが、「とうとやか」でもありませんよ。

ではここで、少しヒントを出しましょう。

読み仮名は全部で4文字です。

「貴」の読み方は「貴人」と同じですよ。

「貴やか」も「貴人」も最初の読み方は「あ」から始まります。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「あてやか」でした!

「貴やか」の豆知識

「貴人」は「あてびと」と読みます。

こちらの読み方をご存知の方は、すぐに答えがわかったかもしれませんね。

「貴やか(あてやか)」とは、人柄や容姿などが上品で美しいさまを表す言葉です。

ところで、似たような言葉に「艶やか(あでやか)」がありますが、こちらとはどのような違いがあるのでしょうか。辞書で調べてみました。

容姿・しぐさや花などがなまめかしく美しいさま。「ーな衣装」「ーに舞う」
▶貴やか(=上品で美しい)から転じた。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.42

 

「艶やか」は「貴やか」から転じてできた言葉ということもあり、意味に違いはほとんどありません。

ちなみに「艶」には「艶めかしい(なまめかしい)」や「艶む(うらやむ)」など、少し難しい読み方もあります。

まとめ

いかがでしたか?

「貴やか」は「あてやか」と読みます。

この機会にぜひ覚えておいてくださいね!