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「雁字搦め」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.8.28
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今回ご紹介する言葉は「雁字搦め」。

あまり見慣れない漢字が含まれていますが、一度は聞いたことが多い方も多いであろう言葉ですよ。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「雁字搦め」の読み方!

では、早速「雁字搦め」の読み方を発表します。

ここでいくつかヒントを出しましょう。

送り仮名を含めて全部で6文字です。

また、「雁」は、とある鳥の名前を表す漢字です。『大造じいさんと雁』という童話をご存知の方は読み方がわかるのではないでしょうか。「字」はそのまま「じ」と読みます。

「搦」は「搦める(からめる)」と読むことが多い漢字ですので、こちらを参考に読み方を考えてみてください。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「がんじがらめ」でした!

「雁字搦め」の豆知識

では、「雁字搦め(がんじがらめ)」とはどういう意味なのか、辞書で詳しく調べてみましょう。

①ひもや縄を縦横に幾重にも巻きつけてしばること。がんじがらみ。
②強く束縛されて自由に動けなくなること。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.383

 

上記のような意味をもつことから、「厳しいルールに雁字搦めにされている」や「雁字搦めに監視される」のように使う例をよく見かけます。

では、「雁字搦め」という言葉が作られた由来についても見てみましょう。

ガンジは、中世以降にある、ゆるまないように堅く締めるさまの意の副詞ガンジと見られる。「雁字」は当て字。
(一部抜粋)

出典:山口佳紀 編、暮らしのことば語源辞典、講談社(1999年9月15日版)p.203

 

「雁字」は当て字で、「ガンジ」という副詞がもとになってできた言葉だったんですね。

まとめ

いかがでしたか?

「雁字搦め」は「がんじがらめ」と読みます。

漢字で書くことはあまりないかもしれませんが、この機会にぜひ覚えておいてくださいね!