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「辞む」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.8.24
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今回ご紹介する言葉は「辞む」。

「謝辞(しゃじ)」や「辞職(じしょく)」などに使われる「辞」に送り仮名をつけたものです。

「辞」は小学生で習う漢字なので見慣れている方が多いかと思いますが、「辞む」はあまり見かけませんよね。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「辞む」の読み方!

では、早速「辞む」の読み方を発表します。

ここで少し、ヒントを出しましょう。

「辞むことができない事実」や「申し出を辞むわけにもいかない」などのように使うことが多いでしょう。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「いなむ」でした!

「辞む」の豆知識

ほかの漢字では「否む」とも表記することができます。こちらなら見たことがあるという方もいるのではないでしょうか。

では、「辞む(いなむ)」とはどういう意味なのか、辞書で詳しく調べてみましょう。

①いやだという。断る。
②そうではないという。否定する。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.126

 

引用にあるように、なにかを否定するようなときに使う言葉です。

ちなみに「否む」と書く場合は「いなむ」のほかに「いやむ」とも読めます。

ところで、「辞」には「辞める(やめる)」以外の訓読みもあるのをご存知でしょうか。

実は、「辞(ことば)」や「辞る(ことわる)」とも読めるんです。

「辞る」の読み方を知っていた方は、今回の「辞む」もなんとなく答えが想像できたかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

「辞む」は「いなむ」と読みます。

「否む」のほうを使うことが多いかと思いますが、この機会に「辞む」もぜひ覚えておいてくださいね!