今回ご紹介する言葉は「章らか」。
「章」は小学校で習う漢字のため、多くの方がご存知でしょう。
しかし、「章」に送り仮名をつけた「章らか」の読みには頭を悩ませる方が多いかと思います。
さて、一体なんと読むのかわかりますか?
「章らか」の読み方!
では、早速「章らか」の読み方を発表します。
「しょうらか」と読んだ方は、不正解!
ここで少し、ヒントを出しましょう。
読み仮名は全部で4文字です。ほかの漢字では「灼らか」や「昭らか」などと書くこともあります。
日常生活では「章らかな証拠をつかんだ」や「効果が研究で章らかになった」のように使うことが多いでしょう。
さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?
正解は「あきらか」でした!
「章らか」の豆知識
「章らか」を「あきらか」と読むことに驚いた方もいるかもしれません。
では、「章らか(あきらか)」とはどういう意味なのでしょうか。
①はっきりしていて疑う余地のないさま。明白。
②光が満ちてすみずみまで照らすさま。明るい。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.18
引用を見るとわかるとおり、「明らか」と同じ意味の言葉です。
先ほどご紹介した「灼らか」や「昭らか」のほかに、「炳らか」、「耿らか」「皎らか」「晶らか」「煥らか」と書くこともあります。
1つの言葉に、これほど多くの漢字表記があるなんてびっくりですね。
ちなみに「章」は「しょう」と読むことが多いですが、ほかに「あや」「しるし」「ふみ」という読み方もあります。
まとめ
いかがでしたか?
「章らか」は「あきらか」と読みます。
意外な読み方に驚いた方もいるかもしれませんが、この機会にぜひ覚えておいてくださいね!