今回ご紹介する言葉は「潮煮」。
「潮」も「煮」もそこまで難しい漢字ではありませんが、組み合わせると読み方に迷ってしまう方が多いのではないでしょうか。
「潮煮」はとある料理の名前ですよ。
さて、一体なんと読むのかわかりますか?
「潮煮」の読み方!
では、早速「潮煮」の読み方を発表します。
「しおに」と読んだ方は、不正解!「煮」は「煮沸(しゃふつ)」などにも使われますが、「しおしゃ」でもありませんよ。
ここで少し、ヒントを出しましょう。
「煮」はそのまま「に」と読みます。
読み仮名は4文字です。つまり「潮」の読み仮名は3文となります。「潮」の表外読みと「に」を組み合わせたら答えが出てきますよ。
さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?
正解は「うしおに」でした!
「潮煮」の豆知識
「潮」は表外読みで「うしお」と読みます。表外読みとは、常用漢字表には載っていない読み方のことです。
では、「潮煮(うしおに)」とはどういう意味なのでしょうか。
白身の魚を骨つきのまま切り、塩味でさっぱりと煮た料理。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.157
ちなみに「潮煮」は「潮汁(うしおじる)」と呼ばれることもあります。
まとめ
いかがでしたか?
「潮煮」は「うしおに」と読みます。
「潮」を「うしお」と読むように、「見える」を「まみえる」、「圧す」を「おす」と読むなど表外読みをもつ漢字はほかにもたくさんあります。
気になる方はぜひ調べてみてくださいね。