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「短籍」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.4.5
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今回ご紹介する難読漢字は「短籍」です。

「短」「籍」と、使われている漢字はどちらもよく見かけることもあり、簡単だとお思いの方がいらっしゃるかもしれません。

ただ、意外な読み方に驚かれる方も多いのではないでしょうか。

なんと読むのか、ぜひ当ててみてください!

「短籍」の読み方!

字面からそのまま「たんせき」と読みたくなるかもしれませんが、残念ながら不正解です。あまりこの表記では見かけることがない言葉かもしれませんね。

ヒントをお伝えすると「短籍」は1年に1度、7月7日に使われることが多い物です。7月7日に使われる「短」が名前に付く物を思い浮かべてみてください!

…もうおわかりですね。

そう、正解は「たんざく」「たんじゃく」でした!

「短籍」について

先にお伝えした通り「たんざく」は「短冊」と表記されることが多いため、なかなか「短籍」からたどり着くことは難しかったかもしれませんね。

それでは、ここで「短籍」の詳細を確認しておきましょう。

たん‐ざく【短冊・短籍・短尺】
〘名〙
① 字を書いたり、物の標(しるし)に付けたりなどする小さく細長い紙。たんじゃく。
② 和歌や俳句などを書く細長い料紙。寸法は流派により異なるが、ふつうは縦一尺一寸五分(約三五センチメートル)、幅一寸八分(約六センチメートル)。たんじゃく。
③ 和歌などを細長い料紙に書き、批評しあって遊ぶこと。また、その会やその和歌。たんじゃく。(中略)
たん‐じゃく【短冊・短籍・短尺】
〘名〙① =たんざく(短冊)

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

①は先述した7月7日、七夕の日に笹に括り付けることで有名ですよね。みなさんも小さい頃に願い事を「短籍」に書かれたことかと思います。

ただ、他の意味はあまり知られていないかもしれません。この際にぜひ覚えておいてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

「短籍」は「たんざく」「たんじゃく」と読みます。

今年の七夕には、小さい頃を思い出しながら「短籍」を書いてみてくださいね!