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「祈年」は「きねん」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.9.17
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今回ご紹介する難読漢字は「祈年」です。

「祈」「年」と簡単な漢字しか使われていないため、難しいとは思えない方が多いのではないでしょうか。

そんな「祈年」の読み方を、ぜひ当ててみてください!

「祈年」の読み方!

「祈年」の読み方は2つあります。1つは「きねん」、そのまま読めば正解なので、簡単に読めた方がほとんどではないでしょうか。

ただ、もう1つはなかなか当てられないかもしれません。なんと読み仮名は「とし〇〇」となっています。そう、「年」の読み仮名が先に来ているんです。意外な情報に戸惑っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

…それでは、そろそろ正解を発表します。

正解は「としごい」でした!

「祈年」について

読み方は分かりましたが、その意味はまだ定かではありませんよね。

ただ、「祈年」の字面から、なんとなく推測できている方も多いのではないでしょうか。

予想が当たっているか、辞書で確認してみましょう。

とし‐ごい ‥ごひ【祈年】
〘名〙 その年の農作物の豊作を祈ること。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

その1年の豊作を祈ることを「祈年」と呼ぶとのことです。「年」が含まれるところから「その年の」に関しては推測できた方も多いかと思います。ただ、祈る内容が「農作物の豊作」だとは、なかなか予想できなかったかもしれませんね。

また、上記が含まれる言葉には「祈念祭(としごいのまつり)」が挙げられます。こちらは「奈良・平安時代、毎年陰暦の二月四日、神祇官、国庁で行なった五穀豊穰などを祈った祭儀」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)とのことです。1度途絶えてしまいましたが、明治5年に再興されたそうですよ。

まとめ

いかがでしたか?

「祈年」は「きねん」「としごい」と読みます。

今後もたくさんの難読漢字をご紹介させていただきますね!