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「鳰鳥」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.12.3
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近場でもよく見かけられる「雀(すずめ)」や「烏(からす)」、またなかなかお目にかかれない「孔雀(くじゃく)」や「駝鳥(だちょう)」など、さまざまな種類の鳥がいますよね。

さて、今回はそんな鳥の中から「鳰鳥」をご紹介します。

「鳰鳥」の読み方!

おそらく大半の方が「鳰」についてお考えなのではないでしょうか。「入」「鳥」が組み合わさったように見えるこの漢字、初見の方も多いかと思います。日常で使う機会もあまりないため、読み方の見当がつかないかもしれませんね。

ヒントをお伝えすると、この言葉はとある鳥の古名を表しています。餌である魚を水に潜って捕まえるそうですよ。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「におどり」「みおどり」でした!

「鳰鳥」について

先程「におどり」「みおどり」は、とある鳥の古名とお伝えしましたよね。読み方が分かった今でも、どんな鳥なのか分からない方もいらっしゃるかと思います。

それでは、辞書で詳細を確認してみましょう。

にお‐どり にほ‥【鳰鳥】
〘名〙 鳥「かいつぶり(鸊鷉)」の古名。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「におどり」「みおどり」とは「鸊鷉(かいつぶり)」のこと、日本では全国の湖沼や川で一年中見られるそうですよ。

また、この鳥には一風変わった習性があるんです。なんと、自分の羽を食べてしまうんだとか。一説によると「食べた羽毛は不消化物の吐出に役だつと考えられる」(出典:『日本大百科全書(ニッポニカ)』小学館)とされています。役だつとはいえ、自分の身体の一部を食べるだなんて、驚きの習性ですね。

まとめ

いかがでしたか?

「鳰鳥」は「におどり」「みおどり」と読みます。

「鳰鳥」以外にも、他の鳥の巣に卵を産む「郭公(かっこう)」など、珍しい習性がある鳥はたくさんいるんです。興味のある方はぜひ調べてみてくださいね!