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「萵苣」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.11.22
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「トマト」に「キャベツ」「玉葱(たまねぎ)」など「野菜」は私たちの食卓に欠かせない食材ですよね。

この夏には「茄子(なす)」や「ピーマン」など数多くの夏野菜を召し上がった方も多いのではないでしょうか。

さて、今回はそんな「野菜」に関連した難読漢字「萵苣」をご紹介します。

「萵苣」の読み方!

「萵」に「苣」と、どちらもなかなか見かけない漢字ということもあり、苦戦している方が多いかもしれませんね。

「萵」が「過」に、「苣」が「巨」に似ていることから「かきょ」という読み方が考えられるかもしれませんが…残念ながら不正解です。

ヒントをお伝えすると「萵苣」はキク科の野菜のことを表しています。「レタス」や「サラダ菜」など、お馴染みの野菜のことですよ。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「ちしゃ」「ちさ」でした!

「萵苣」について

「萵苣」を「ちしゃ」「ちさ」と読むなんて、想像もしていなかったのではないでしょうか。初見で当てられた方はかなり少ないかもしれませんね。

それでは、気になる「萵苣」の詳細を辞書で確認してみましょう。

ちしゃ【萵=苣】
キク科の野菜。高さ約90センチ。夏、黄色の頭状花を開く。ヨーロッパの原産で、葉を食用とし、レタス・サラダ菜・カキチシャ・タチヂシャ・サンチュなどの種類がある。結球するものを球チシャ、結球しないものをカキチシャ・葉チシャなどとして区別する。ちさ。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

基本的には先述した通り「キク科の野菜」の総称です。いきなり「ちしゃ」や「ちさ」と言われても、なかなか「レタス」や「サンチュ」のことだとは気づけないかもしれませんね。

なお「ちさ」は、他に「萵苣木(ちしゃのき)」「えごの木」という全く別の植物のことも指しています。

中でも「萵苣木」は「若葉が野菜のチシャ(レタス)に似た味がするので,この名がある」(出典:『百科事典マイペディア』平凡社)とのことです。その味から名前が付けれれたなんて、意外な理由に驚いてしまいますね。

まとめ

いかがでしたか?

「萵苣」は「ちしゃ」「ちさ」と読みます。

「萵苣」の他にも、植物に関する難読漢字はまだまだたくさんあるんです。今後もご紹介させていただきますね!