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「才めく」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.10.10
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今回ご紹介する難読漢字は「才めく」です。

あまり難しく見えないとお思いの方が多いかもしれません。確かに「才」は簡単な漢字、単体での読み方はご存知の方がほとんどかと思います。

ただ、送り仮名に「めく」が付くとそう簡単にはいかないかもしれません。なんと読むのか、ぜひお考えください!

「才めく」の読み方!

「才」は「さい」と読む場合がほとんどかと思います。「文才(ぶんさい)」「才能(さいのう)」「秀才(しゅうさい)」など「才」を「さい」と読む言葉はたくさんありますよね。

上記を踏まえると「才めく」を「さいめく」と読みたくなるかもしれませんが、残念ながら不正解です。

それでは、ここでヒント!

今回の「才」の読み方は「角」と同語源となっていますよ。

…もうお分かりではないでしょうか。

そう、正解は「かどめく」でした!

「才めく」について

「才」は単体で「かど」と読むことができます。「“さい”以外にこんな読み方をするんだ…」と、驚かれた方も多いかもしれません。

なお、意味は下記の通りとなっています。

かど‐め・く【才めく】〘自カ四〙 (「めく」は接尾語)
才能があるようにみえる。いかにも才気のある感じがする。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

接尾語の「めく」(自カ四)には「それらしく見える」という意味があるようです。

それを踏まえると「才めく」は、まさに「才能があるようにみえる」ことを表すのにふさわしい言葉ですね。

ちなみに「才」一字では、その他に「ざい」「ざえ」「みつ」などと読むそうですよ。

まとめ

いかがでしたか?

「才めく」は「かどめく」と読みます。

みなさんの周りにも「才能があるようにみえる」方がいらっしゃるかもしれません。そんな人にはぜひ「才めく」という言葉を教えてあげてくださいね!