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「蜻蜓」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.10.1
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今回ご紹介する難読漢字は「蜻蜓」です。

虫へんがついていることからお察しの方も多いかと思いますが、こちらはとある虫の名前を表しています。

いったいなんと読むのか、分かりますか…?

「蜻蜓」の読み方!

「蜻」「蜓」どちらもなかなか見かける機会がない漢字ということもあり、読み方が想像できないかもしれません。字面からその読み方を探すことは困難かと思います。

それでは、ここでヒントをご紹介します!

この虫はみなさんも一度は見たことがあるかと思います。大きく薄い羽根を携え、空中を自在に飛び回る「蜻蜓」は、秋の季語にも定められているんですよ。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「とんぼ」「やんま」「せいてい」でした!

「蜻蜓」について

もしかすると「とんぼってこう書いたっけ…?」と疑問に思われた方がいらっしゃるかもしれません。

そんな方は「蜻蛉」という漢字表記で覚えていられるのではないでしょうか。「蜻蛉」「蜻蜓」のどちらも「とんぼ」と読むことができますよ。

なお、「蜻蜓」の詳細は下記の通りとなっています。

とんぼ【蜻=蛉/蜻=蜓】
1 トンボ目の昆虫の総称。頭部の複眼は大きく左右に突出し、単眼は3個ある。触角は短く、かむ口をもつ。胸部には長大な2対の翅はねをもつ。腹部は長く棒状。幼虫は水生で、ヤゴとよばれる。成虫・幼虫ともに他の昆虫を捕食する。不完全変態。
2 トビウオの別名。とんぼうお。
3 歌舞伎で、役者が立ち回り中に切られたり投げられたりしたときなどに、手をつかずに宙返りすること。とんぼがえり。
4 印刷で、刷り位置を正確にするために版や原稿につける十文字の印。
5 運動場を整地する道具の通称。木製・金属製の丁字形の棒で、地面をならして平坦にする。形状が1に似ることによる呼び名。
6 「蜻蛉結び」の略。
7 「蜻蛉持ち」の略。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

辞書によると、虫の名前以外にも「トビウオの別名」など、総計7つの意味があることがわかりました。全てご存知だった方はほとんどいらっしゃらないかもしれませんね。

ちなみに、「やんま」はトンボ目の昆虫の総称の他に「大形のトンボの総称」という意味もあるそう。

まとめ

いかがでしたか?

「蜻蜓」は「とんぼ」「やんま」「せいてい」と読みます。

ぜひ、この機会に「蜻蜓」の読み方を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!