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「天仙果」は「てんせんか」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.9.30
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今回ご紹介する難読漢字は「天仙果」です。

「そのまま“てんせんか”と読むのでは…?」と思われたのではないでしょうか。それでも正解ですが、実はもう一つ読み方があります。こちらは簡単には当てられないかもしれませんね。

なんと読むのか、ぜひお考えください!

「天仙果」の読み方!

「てんせんか」以外の候補を考えると「あませんか」と読みたくなるかもしれませんが、残念ながら不正解です。字面からはこれ以上手がかりを見つけられないかもしれませんね。

お困りの方のために、ここでヒントをお伝えします。

「天仙果」とはとある植物の名前です。他に「犬枇杷」と書くこともできますよ。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「いぬびわ」でした!

「天仙果」について

「天仙果」もそうですが「犬枇杷」でも「いぬびわ」と読むことは難しかったかもしれません。「びわってこう書くのか」と驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

さて、それでは気になる「天仙果」の詳細を確認してみましょう。

いぬ‐びわ ‥ビハ【犬枇杷・天仙果】
〘名〙 クワ科の落葉低木。本州中部以西の暖地で池や海岸付近の林中に生える。高さ二~四メートル。樹皮はなめらかで灰白色、傷つけると乳白色の液汁が出る。葉は倒卵形か倒卵状長楕円形で先がとがる。(後略)

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

黄色く熟す「枇杷」と違い「天仙果」は紫黒色に熟すそう。食べられるとありますが、「枇杷」とどんな味の違いがあるのか気になってしまいますね。

ちなみに、この植物は「関東地方以西の本州、四国、九州、沖縄と、台湾に分布する」(出典:『日本大百科全書(ニッポニカ)』/小学館)とのことです。関東地方以西に幅広く分布しているようなので、もしかするとみなさんのご自宅の近くに生えているかもしれませんよ。

まとめ

いかがでしたか?

「天仙果」は「てんせんか」の他に「いぬびわ」と読みます。

ちなみに「天仙果」には「乳実(ちちのみ)」「小無花果(こいちじく)」などの別名・異名が数多くあるんです。他にどんな異名があるか気になる方は、ぜひ調べてみてくださいね!