「何に見える？」あなたは“自己愛の強い人か”がわかる心理テスト

自分のことが好きだと思えることは大切なことです。でも自分のことが好きすぎると、やたらと傷つきやすくなってしまったり、周りとの関係がギスギスしてしまったりするでしょう。あなたは“自己愛の強い人”ではないでしょうか？探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.ハイヒール

2.2頭の馬の顔

3.アルファベットの「M」

4.蜘蛛の脚

図形がハイヒールに見えた人は、自己愛が強い人かもしれません。自分のことが大好きすぎることで、傷つきやすく他者との関係がギスギスしやすかったりするのではないでしょうか。自分の意見に対して反対意見を言う人がいると傷つけられたような気持ちになるかもしれません。

自分の正当性を誇示しすぎてしまったりすることで、トラブルになってしまうことも多いでしょう。あなた自身は揉め事にしたいわけではないのに、なぜか喧嘩になってしまうパターンになりやすいかもしれません。また自分の気持ちばかりに目がいきやすいところもありそうです。

ただ、少し意識してみることで、対人トラブルを減らし、傷つくことを防げるかもしれません。自分の話をするよりも、できるだけ相手の話を聞くようにしてみることから始めてみるとよいでしょう。聞き役の技術を磨くことは、自己愛を少し緩めるのに役立ってくれるかもしれません。

図形が2頭の馬の顔に見えた人は、やや自己愛が強い人かもしれません。自分のことが大好きではありますが、ある程度周りとうまくやれるようコントロールすることもできるのではないでしょうか。周りの言葉に被害的な気持ちになることはあるかもしれませんが、心の中に収めることもできそうです。

あなた自身、おそらく自分で自己愛が強いところがあることを知っているのでしょう。すぐに自分優先な考えをしてしまったりすることに気がついているため、自分で意識的にコントロールしているのかもしれません。

周りからダメなところを指摘されたりするのは、おそらく苦手でしょう。必要以上に傷ついてしまいがちかもしれません。自分は特別な人ではなく、失敗もする普通の人だと思えるようになると、もう少し気持ちが楽になってくるかもしれません。

図形がアルファベットの「M」に見えた人は、あまり自己愛が強くない人かもしれません。自分のことは好きは好きですが、大好きで特別というほどではないでしょう。周りのアドバイスや苦言などもそれなりに受け入れますし、それで傷つくということもないかもしれません。

失敗もするし、悪いところもあるということを受け入れられているからでしょう。間違ったことを言うこともわかっているため、指摘されれば、素直に聞き入れる力もありそうです。また逆に不必要に自分の評価を低くみることもないため、適切な自己評価ができているかもしれません。

どちらかというと、自己愛の強い人のことがよくわからず、振り回されて疲れてしまうことのほうが多いかもしれません。良かれと思って言ってあげたことで相手が怒ってしまい、困惑することもあるでしょう。それは相手の自己愛が強いせいかもしれません。

図形が蜘蛛の脚に見えた人は、自己愛が強くない人かもしれません。自分のことがあまり好きではないのではないでしょうか。むしろ嫌いだと思ってしまっているかもしれません。自分に対しての評価がとても低く、ダメな人だと思い込んでいるところがありそうです。

このタイプの人は、気が小さく真面目で自分に対して、とても厳しい目で見ているかもしれません。ダメなところばかり目についてしまい、自分に対してあまりよいイメージを持てないのではないでしょうか。そのため、常に周りを優先し、遠慮してばかりいるかもしれません。

自分のことを大好きになる必要はないかもしれませんが、あなたの場合は、もう少し自分をきちんと評価してあげることが大切かもしれません。誰にでもダメな部分があるのと同じでよい部分も必ずあります。そこを見つけるよう意識し、周りからの褒め言葉にも耳を傾けることが大切でしょう。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします！
編集：TRILLニュース