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シルクの柄シャツについたシミを落とすには? 日本一の洗濯屋の神ワザ、教えます!

  • 2022.7.25
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お気に入りの柄シャツにシミをつけてしまって大ショック。柄物だし、シルク素材なので漂白剤は使えない。とはいえクリーニング屋さんにシミ抜きを頼むとお金がかかる。そんな時は、「洗濯ブラザーズ」に聞こう!

茂木貴史さん、茂木康之さん、今井良さんの3人で結成した「洗濯ブラザーズ」は、毎日の洗濯を楽しくハッピーにするために活動している洗濯のプロ集団。横浜でクリーニング店「LIVRER YOKOHAMA(リブレ ヨコハマ)」を経営し、劇団四季やシルク・ドゥ・ソレイユ、クレイジーケンバンドなど国内外の有名アーティストの衣装クリーニングを行ってきた、「日本一の洗濯屋」だ。

さっそく、彼らの技を見せてもらおう。まずは冒頭のシルクの柄シャツについたシミを落とす方法から。

柄物で黒っぽいとはいえ、意外と目立つシミ。クリーニング屋に出せば染み抜きに1500円くらいかかってしまう。自宅で落とす方法がこちら。

1.中性洗剤と水を1対1で溶き、シミに吹きかける
2.ひどいシミは洗濯ブラシで叩く

3.常温の水に中性洗剤を加え、よくかき混ぜる
4.衣服を裏返して、擦らないように注意しながら押し洗い

仕上がりはこの通り。シミが消えている!

いくつかのポイントをおさえておこう。

①洗濯機の「おしゃれ着コース」の活用で、衣服への刺激を軽減
②衣服は裏返し、目の細かいネットに入れて余りを絞る
③洗い3分、すすぎ1回、脱水1分
④天日干しは色あせの原因!室内干しが重要

洗濯ブラシは必需品

続いて、全自動洗濯機では落ちない袖の黒ずみを落とす方法がこちら。

1.弱アルカリ性洗剤を水で1対1で溶き、汚れに吹きかける
2.汚れを浮かせるように洗濯ブラシで叩く
3.たたんだ状態でネットに入れ洗濯機へ
4.短めの脱水で縫い目を伸ばして干す

しつこい皮脂汚れや黒ずみは、洗濯前にブラシでたたき出すのが効果的だ。気になる汚れをトントン叩くだけで、汚れを浮かすことができる。

ブラシは洗濯の必需品。洗濯前のホコリを払うのにも役立つ。また、日常的なブラッシングで毛玉を防止し、上質な仕上がりを保つこともできる。

7月22日に発売される、洗濯ブラザーズ監修のムック、『日本一の洗濯屋が教える 汚れ落としの神ワザ』には、ほかにもさまざまなテクニックが掲載されている。1着だけクリーニングに出すのも面倒だしお金もかかるし、できれば自力でなんとかしたい!という方におすすめ。

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