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利用していない銀行口座の放置は絶対NG、恐ろしい3つの落とし穴

  • 2022.7.24
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知らない番号から電話がかかってきたら……クレジットカードを紛失したら……これらは生活の中で起こりうる非常事態です。こんなとき、慌ててやってしまった行動によって後悔しないように、正しい対処方法を知っておきたいですね。今回は、ケース別に気をつけたいNG行為をご紹介します。

■休眠口座の3つの落とし穴

昔作った銀行口座に残高を残したまま、何年も使っていない方もいるでしょう。このようなケースは休眠口座扱いとなります。休眠口座には、次のような落とし穴が潜んでいます。

休眠口座の落とし穴1:2年間口座を放置したら手数料がかかる銀行もある
休眠口座の落とし穴2:お金の管理ができていない
休眠口座の落とし穴3:トラブルになっても発覚しにくい

■自分の預金を払い戻しできないケースも

「休眠預金等」は、休眠預金等活用法にもとづき公益活動などに使われます。そうなると、元は自分の預金でも払い戻しができないケースが出てきます。

具体的には以下のケースです。

・銀行から口座所有者に通知が届かない
口座残高が1万円以上の場合、休眠口座になる前に必ず銀行から通知が届きます。その時点ですぐ銀行の窓口に行けば、預金の全額払い戻しや口座の解約は容易にできます。

しかし、転居先不明などで銀行からの通知が届かないと、自分の預金が公益活動などに使われてしまう可能性が高くなります。

・口座残高が1万円未満
この場合は銀行から通知がないため、預金が公益活動等に使われる可能性大です。

銀行に住所変更の届け出をしていない、または、残高1万円未満の放置口座があることに気づいたら、すぐ銀行に連絡して口座の状態を確認しましょう。

■所有する銀行口座が多すぎる人は注意!

自分名義の口座が多すぎる人は要注意です。所有口座が多すぎると、各口座の残高や入出金明細、インターネットバンキングのログイン情報の管理がとても大変になります。

その結果、それぞれの口座の管理がずさんになり、

・残高不足でクレジットカードの引き落としができず支払遅延金を払う羽目になった
・ログイン情報を失念して煩雑な手続きが必要になった

などの面倒な事態が頻発する可能性が高くなります。

■長期間利用していない口座はすぐに解約しよう

解約にあたっては身分証明書の用意が必須です。通帳、キャッシュカード、お届け印も解約には必要ですが、それらを紛失した場合でも所定の手続きを行えば解約できます。

銀行口座を整理することで、お金の流れが見える化し、管理も楽になるはずです。後々面倒なことにならないよう、利用していない口座があるなら速やかに解約することをおすすめします。

文・fuelle編集部

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