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平均額は○円! 学年別に見る「小学生のお小遣い事情」とは

  • 2015.10.15
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【ママからのご相談】

小学校2年生の男の子がいます。うちの子にはまだお小遣いをあげていません。遊びに来るお友達をみていると、お小遣いをもらっている子もいます。そこで質問ですが、みなさん、何年生からお小遣いをあげているのでしょうか? また、いくらぐらいあげているかも教えてもらえませんか?

●A. 小1~3年生のお小遣い額は、過半数が0円です!

ご相談ありがとうございます。教育コンサルタントの佐藤理香です。

お小遣いをあげ始めるタイミングや金額はとても気になるところですよね。お友達がもらい始めたとなると、「そろそろ、うちも……」と考えるお気持ち、よくわかります。

今回は、学研が学年別にお小遣いについて調査した結果をお伝えしますね。参考になさってください。

●お小遣いをもらっている子どもの割合

小学校低学年は、なんと過半数がお小遣い0円、もらっていないという結果になりました。

以下、学年別にお小遣いをもらっている子どもの割合を示します。

・1年生:25.0%

・2年生:41.5%

・3年生:47.5%

・4年生:60.0%

・5年生:62.0%

・6年生:75.5%

ご相談者様のお子様は小学校2年生ですので、お小遣いをあげていなくても一般的だということがわかります。4年生以上になると一気に割合が上がり、6年生では大半の子どもがもらうようになります。

●お小遣いの平均額は?

では、お小遣いは、平均していくらもらっているのでしょうか。

全学年の金額を平均すると535円でした。以下、学年別に平均額をお伝えします。

・1年生:267円

・2年生:389円

・3年生:378円

・4年生:518円

・5年生:770円

・6年生:883円

平均すると、学年が上がるとに緩やかにお小遣い金額も増額されている印象を受けます。

ただし、調査結果を詳しくみてみると、2,000円以上のお小遣いをもらっている子どもは、小1~4年で5%前後います。さらに小5になると12.5%、小6になると15%も存在することがわかっています。

お小遣いをもらっていない子が相当数いるなかで、先ほど示した平均額が出ています。つまり、お小遣いをもらっている子どもは、割合が少ないながらも平均額を押し上げるくらいしっかりもらっているということです。

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いかがでしたか?

お小遣いはあげる・あげないで分かれますし、あげるとしてもタイミングや金額が難しいものです。子どもに対しても、「“労働の対価”としてお小遣いをあげるべきだ」「お小遣いは貯金するように指導する」「お小遣いだから自由に使ってよい」などと、意見はさまざまです。

ですから、まずは親の考え方をベースに、子どもと使い方を含めた話し合いで決めていってもよいかもしれませんね。

【参考リンク】

・「小学生の日常生活に関する調査」 | 学研教育総合研究所

●ライター/佐藤理香(教育コンサルタント)

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