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『ジュラシック・ワールド』のT-レックスは“なんであんなの?”、監督が反論

  • 2022.7.22

『ジュラシック・ワールド』シリーズに登場するレクシィについて、ファンから苦言を受けたコリン・トレヴォロウ監督が反論した。(フロントロウ編集部)

『ジュラシック・ワールド』のT-レックスは弱そう?

スティーブン・スピルバーグ監督による『ジュラシック・パーク』ユニバースの作品である『ジュラシック・ワールド』3部作は2015年にスタート。そして、その最終章となる『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』がついに7月29日に公開となる。

3作目では1作目で監督を務めたコリン・トレヴォロウがふたたびメガホンを取り、さらに、『ジュラシック・パーク』よりサム・ニール演じるアラン・グラント、ローラ・ダーン演じるエリー・サトラー、そしてジェフ・ゴールドブラム演じるイアン・マルコムが出演!

最後を飾るに相応しい豪華な作品となったが、ファンのなかには、本シリーズの重要キャラクターである“恐竜”の描かれ方に納得がいっていない人もいる。しかし、あるファンがトレヴォロウ監督に直接文句を言ったところ、監督が反論する出来事があった。

ファンの言い分は、このようなものだった。「ヘイ、コリン・トレヴォロウ…。またT-レックスを弱く見せたね。さすがにさぁ!T-レックスはシリーズの顔だよ。ひどい。ギガノトサウルスは強いかもしれない。でも科学的に、T-レックスのほうがより強い捕食者だった。あなたのレクシィの利用方法には非常にがっかり」

すると監督は、T-レックスが少し弱く見えたというファンの意見には理解を示したうえで、恐竜の平均寿命を考えて描き方や物語を創作していったと説明。

「その気持ちは理解するよ。でもT-レックスの平均寿命が28年ほどだったのは言っておく価値があるでしょう。なので私たちのレクシィは『新たなる支配者』においては人生の終わりに近づいていた。その年齢でも、彼女には立ち上がり、6,500万年後に自分の死の復讐をする強さがあった。時には復讐には時間がかかるものだ」

監督や制作陣も、恐竜についてリサーチをしていないわけがない。本シリーズにおける恐竜たちの描かれ方には、制作陣の意図があった。

(フロントロウ編集部)

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