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猛暑を乗り切る、精油の効果的な使い方は?

  • 2022.7.21

今回は、前回ご紹介した冷却、加温、刺激の効果が期待できる精油(ペパーミント、ライム、カルダモン)の効果的な使い方とシーンについてお話ししたいと思います。この3つの精油をブレンドしてもよいですし、単独使いでももちろんOK。カルダモンはできるだけブレンドすることで、その作用が活きます。身体の巡りがよくなり、心身のバランスが整うので、暑い夏でも心地よく過ごせるはず。ぜひ試してみてください。

photo: iStock

ペパーミントは上半身に使う

夏はどうしても、強い太陽が降り注いでいるので、頭がぼうっとのぼせ、ふらふらしがちです。そんな時は、ペパーミント入りのアロマオイルを首の後ろの頸動脈あたりにすりこんでみて。瞬間的に冷却されてスーッと冷えていき、楽になります。

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アロマオイルを作る場合は、1%の濃度(植物オイル10mlに対して精油2滴)をベースに加減してください。頭痛や目の疲れ、頭皮マッサージなど幅広く使えます。リモートの方はリビングに、オフィスの方は机の上に常備して、のぼせた時や集中力切れの時に使ってみてください。

心身のリフレッシュに使いたい夏の柑橘

ライムは爽やかでリフレッシュ効果が高いので、朝から暑い日に使うのに最適。また、気分を切り替えたい時にも役立ちます。消化促進などの効果が期待できるので、トリートメントとしても使えますが、肌刺激が心配な方は芳香浴がおすすめ。アロマポットに垂らしてもいいですし、アロマスプレーを作っても。30mlに対して、1%濃度ならば精油6滴を入れて。無水エタノール(5ml)で溶かしてから、精製水25mlを入れて混ぜてください。

心も身体も温めるカルダモン

エアコンの利いた空間に長時間身を置くことも多い夏。心身が冷えて、巡りが滞っている方が多くいます。そんな時はスパイシーで活力を与えてくれるカルダモンの出番。芳香浴もいいですし、トリートメントオイルを作っても。植物オイル30mlに対して精油はカルダモン2滴、ベルガモット2滴、ラベンダー2滴を加えて1%濃度のトリートメントオイルを作りましょう。作用が強いので部分的に使用するのがおすすめ。夜のバスタイムの後に冷えやすい腹部や疲れがちな肩周りにマッサージしてみて。カルダモンは、ラベンダーやオレンジの精油にも合います。

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