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イガリシノブに聞いた、肌のアプデはどうすればうまくいく? ファンデよりも「大切なのは実は下地」肌のキレイな見せ方について徹底インタビュー!

  • 2022.7.21
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この夏、肌をほんきでアプデする方法

"どきれいな肌"で、最高の夏を過ごしたい♥
イガリさんに特別に教えてもらった"ほんきのアール肌"メソッドを今すぐに投入して本格的な肌のアップデートを始めよう!
2022年、本気でお肌をアプデするために心がけることとは…?イガリさんのアンサーをチェック♡

森絵梨佳。ar8月号より

イガリさんにとって、きれいな肌とはどんな肌?

「澄んだ肌の色と凹凸のない肌。なめらかに整っていてラウンドしているような。毛穴や凸凹感が気になるならスムース系の下地で埋めるのもいいよね。ファンデや下地の塗り方にもコツがあるよ。みんな手の甲や手のひらに出して顔全体に塗っていくじゃない? 私の場合は、ファンデを塗った一番最後に手のひらに余ったベースを両手のひら全体になじませた後、それを顔全体になじませてるの。そこで発光度に差がつく」

肌のアプデはどうすればうまくいく?

「テクスチュアの組み合わせを編み出すこと。水分たっぷりっていうより、オイル感たっぷりに仕立てておいた方が肌になじむから、ベースメイクの前のスキンケアの研究も必要かも。肌が乾いていると毛穴も目立ちやすくなっちゃうし、いかに自分の皮脂を生かすかっていうことに注目してみて。

どんな質感、どんなつき方をするファンデかってことも大事なんだけど、それよりずっとずっと大切なのは実は下地。下地で肌の雰囲気やトーンがキマるといってもいいくらい。

今の時代、UVケアも絶対大事だからUVカット効果がしっかりあるものなら、下地の組み合わせだけでベースを完成させるのもアリ。あとは、1〜2個のアイテムだけでベースをつくろうと思わないこと! アイテムが多い方が豊かな肌に見えるよ。

たとえば…パール入りのトーンアップ系下地に水色か紫のコントロールカラー、ピンク系のファンデーションにツヤたっぷりのクッションファンデ、みたいな感じでね。面倒なら一気に混ぜて使ったってオッケー。私の場合はよく、パール系下地とBBを混ぜて使うよ〜。いろいろ試してうまく自分なりの組み合わせを見つけてみよう」

肌を変えるには、何から始めればいい?

「さっき言った感じでベースメイクの組み合わせを編み出すことがまずは先決。それができたら次は、パール入りのハイライトを持つべき! 今回の企画でも〝内側からの発光感を〝って、何度もお伝えしたと思うんだけど、鼻根、鼻筋、眉尻など、ハイライトを面じゃなくてある程度狭い範囲でちょこちょこ入れすると、ベースメイクがバージョンアップしたように感じられるはず。イエロー系のハイライトは肌から浮いて見えることが多いから、ピンク系のものを選ぶのがおすすめだよ。ディオールとかキャンメイクとか私は好きだな〜」

ベースメイクをする時に気をつけるべきことは?

「みんなベースメイクに使うファンデや下地の量が多いな〜って思うの。たくさんつけても肌の弾力にはつながらず、重たい肌に見えるだけ。スポンジやブラシをうまく使おう! 隠すという考えを捨てて、〝光で飛ばす〝ことに集中しよう! 明るいファンデーションを選ぶのもいい! そして、とにかく〝ピンべ〝にして!! 黄みでトーンアップさせてもグレーっぽく見えちゃうから、ピンべが絶対にベスト。ピンべならぐんと明るいものを使っても、もともとの肌の色の黄みが自然なシェイディングの役割を果たしてくれたりもするんだから」

ベースメイクをアプデしたいみんなに、最後にひとことお願いします♥

「最初からすべての成功を求めず、失敗を恐れずたくさんの無駄足を踏もう。それがノウハウにつながるはず。メイクの疑問も持てば持つほど上達するはず。ネットサーフィンと人生サーフィンを重ねれば、到底わからなかったメイクの疑問もきっと解決できるから。〝?〝が多い人ほどマニアックになれるもの。〝?〝の数だけキレイを更新できるはず。つまり、もっともっとキレイになれるっていうことなんじゃないかな♥」

ベースメイクでお肌に革命を♡

Model:森絵梨佳 Photo:SASU TEI (W) Styling:Nakamura Rino Hair Makeup & Illustration:Igari Shinobu(BEAUTRIUM) Text:Tohriyama Natsuko

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