【中央区】札幌市街地を眼下に一望できる幌見峠、今はラベンダーが真っ盛り♪

何度かこちらでお花の情報をアップしていますが、この時期に目に留るのは、紫色のラベンダーでしょうか。札幌市内歩道の街路樹の下に植えられていたり、また、西区にはラベンダー通りという名称の通りもあったりします。

毎年、この時期になると富良野まで足を延すほど、ラベンダーが大好き♥ たまたま、『富良野ほどの規模ではないけど、ラベンダーと札幌市街地の風景が楽しめるところがあるよ』と聞いて、出かけたのが札幌市のはずれにある幌見峠です。

ラベンダーの聖地と言われる富良野ですが、札幌の方が先にラベンダー栽培を始めていたとは･･･意外や意外!!

幌見峠ラベンダー園

札幌市内の藻岩山麓通り円山西町から盤渓へ抜ける幌見峠。曲がりくねった山道で、少々びびりつつも、少し走ると幌見峠に着きます。その頂上にあるのが、幌見峠展望駐車場です。

ここの駐車場は、峠の頂上にあるため、かなりの勾配があります。そして、一方通行。

幌見峠はその名前の通り、札幌市街地を見渡すことのできるスポットです。

そこには鮮やかな紫色のじゅうたんが広がる「夢工房 さとう」さんのラベンダー園があります。1987年に植えた120株のラベンダーが、現在では約8000株に増えました。ラベンダー園の開園期間は、7月いっぱいまでです。

札幌市街地から20分ほどでこんなに素敵なところがあるなんて！ ラベンダー畑は広くは有りませんが、ラベンダーはその特性上、斜面に植えられることが多く、見て回ると結構な運動になりますね。真ん中に大きな木があって、暑いときには日陰で涼をとることができます。

ラベンダーも色々

勾配20度くらいは有りそうな斜面に綺麗に咲いてるラベンダーは、濃い紫のほかにも薄紫色もあり、違いを楽しめます。

メインのラベンダーのほかに、季節の花等も咲いています。訪ねた時に見かけたのはルドベキアやマーガレットでした。

少しでしたが、まん丸なギガンジュームが可愛い。

ラベンダーの香りもむせかえるほどではなく心地良い！ただ急斜面があり、足元に注意が必要です。

ラベンダーの刈り取りもできます

ラベンダー園の営業中は売店もあり、ラベンダーの苗木やエッセンシャルオイルなどの販売や、有料でラベンダーの刈り取り体験もできます（550円～）。持ち帰って、ドライフラワーにすれば、いつでも香りを楽しむことができます。

刈り取るラベンダー畑は別になっていて、一株毎の刈り取りができます。はさみや紙袋も用意してくれます。市街地を見渡せる場所と反対側の畑になります。

ドライフラワーのレシピもありました。写しておいて、お家で参考にするといいですね。

自分で刈り取る一株分のラベンダーは、超お値打ちです。ただ、家に帰ってからきれいに葉をとるのがちょっと大変かも･･･

刈り取った種類は、バイオレット・メモリー、おかむらさきの選抜品種。

日本夜景遺産に認定されています

ラベンダーを楽しむ期間は限られていますが、市街地に近く、眺めが素晴らしいロケーションにある幌見峠には他にも楽しみがあります。市内には有名な夜景スポットがありますが、車窓からくつろいだ状態で鑑賞できるのは道内でもここだけだそう。日本夜景遺産に認定されており、週末になると夜景を目当てに多くの人が訪れるそう。

次回は夜景を見に行かなくちゃ･･･ですね。

---

季節限定な眺めだけに、次々と車が入ってきます。駐車場は3箇所に分かれているようで、上り下りが苦手な方は早めに出かけた方がいいですね。私もそのうちの1人でした(笑)

けっこう、タクシーで来る方も見かけました。タクシーの乗降場所は駐車場入り口の横になります。

つづれ織りの山道を避けるため、帰りは反対側に回りました。信じられないくらいスムーズで運転しやすかった!!駐車場を出て左側にどうぞ。ドギマギせず、ラベンダーの香りに包まれながら帰ることができました♪

♦幌見峠ラベンダー園 北海道札幌市中央区盤渓471番地110 (幌見峠頂上) 地下鉄東西線「円山公園駅」から約5キロ。車で10～20分 TEL： 011-622-5167 「夢工房 さとう」 開園期間： 7月上旬～7月末 開園時間：9：00～17：00 入園料金： 車：500円（駐車料金込み）人：無料 ◆ 幌見峠展望駐車場 営業期間 ：4月1日～11月30日 ※気象状況により変更あり 営業時間 ：ゲート式精算機システムにより24時間営業 ※オートバイ・自転車の入場不可。徒歩での入場は9時～17時 定休日：期間中無し 駐車場：昼の部 3時～17時（500円）／夜の部 17時～3時（800円） URL : 幌見峠のラベンダー園 (yumekoubousatou.com)