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DV・モラハラの有無、男女間で差… 離婚経験者1000人の「リアルな心情」

  • 2022.7.17
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離婚成立までの心情とは…
離婚成立までの心情とは…

人生100年時代といわれる長い人生。さまざまな岐路に立たされることがありますが、「離婚」もその一つでしょう。そんな「離婚」について、一般社団法人クオーレ(東京都台東区)が2022年6月に実施した、「離婚が成立するまでのリアルな心情」に関する調査結果を発表しました。

「夫婦間の価値観にズレ」6割以上

調査は、離婚した経験がある30~60代の男女を対象に、インターネットリサーチで実施。1015人(男性509人、女性506人)から回答を得ています。

まず、「結婚生活に不満が出てきたのは、何年目からか」と聞いたところ、「10年以降」(24.0%)が最多となりました。以下、「1年未満」(20.1%)、「1年~2年未満」(13.4%)、「2年~3年未満」(13.0%)と続き、1年未満や3年未満で不満が出てきた人も比較的多いことが分かります。

「結婚後、夫婦の間柄でどのような不一致を感じたか」については、「価値観」(61.3%)と回答した人が最も多く、次いで「金銭感覚」(50.6%)、「性格」(41.7%)と続く結果に。6割以上の人が、夫婦間の価値観についてズレを感じたようです。一方、「特に不一致は感じない」と回答したのは6.2%と少数でした。

原則的に離婚を成立させるためには夫婦間での話し合いが必要ですが、「離婚について話し合ったこと(離婚調停を含む)はあったか」と聞いたところ、「ある」が72.3%に対し、「ない」は27.7%にとどまっています。なお、話し合いで夫婦双方に合意があれば、原因がなくても離婚は成立します。

また、パートナーからのDVやモラハラ行為の有無について、「ひどい行為があった・ある程度の行為があった」と回答した男性が30.6%だったのに対し、女性は51.6%でした。なお、「ほとんどなかった」と回答したのは男性が69.4%、女性が48.4%という結果となっています。

調査結果を受けて、同社は「DVやモラハラといった法定離婚事由(離婚の決め手)があれば合意がなくても離婚が成立するが、証拠を集める必要があるなど、一部手続きが難しく感じることもあるようだ」「離婚を選ぶにせよ、夫婦関係を修復するにせよ、行動に移すことで、今の生活のまま続けているよりも人生を楽しめるようになるのではないか」とコメントを寄せています。

オトナンサー編集部

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