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経験者に聞いた!【国際結婚】のメリット・デメリット

  • 2022.7.15

グローバル化が進む昨今、国際結婚は珍しくなくなっています。今回は、国際結婚をした女性3人に、メリットとデメリットを聞いてみました!

男性の育休取得率8割以上。育児の分担は当たり前

32歳・デザイナー・フィンランド人の夫とフィンランド在住

「学生時代にフィンランドに留学したことをきっかけに、夫と出会いました。国際結婚のメリットはたくさんありますが、日本人と結婚している友人に話を聞くと、育児環境が大きく異なるのを感じます。

フィンランドでは、男性の育休取得率は8割以上だし、ふたりで育児をするのが当たり前なんです。日本は男性が育休をとりにくい環境にあると聞いています。ふたりで当たり前に子育てを分担できるのは、フィンランド人と結婚したメリットのひとつかなあと思っています。

デメリットは……あまり思いつきませんが、日本にいる家族と頻繁に会えないこと、でしょうか」

愛情表現たっぷり! だけど外野の意見が……

29歳・営業職・パキスタン人の夫と日本在住

「パキスタンに旅行に行った際、そこで通訳兼ガイドとして雇ったのが彼でした。旅行は一週間でしたが、その間に意気投合し、付き合うことになったんです。帰国し、遠距離になってからも毎日連絡をとり、一年後には結婚式をあげて、彼は日本に住むことになりました。

彼は毎日のように愛していると言ってくれて、愛情表現をしてくれます。毎日とっても幸せです。

ですが、第三者から、不快な言葉を投げつけられることもあります。彼って、日本のビザ目的じゃない? とか。すごく失礼だなと思いますが、周りの声は気にしないようにしています」

尊敬しあえる夫とラブラブ。でも保険料半端ない

40歳・研究職・イギリス人の夫とアメリカ在住

「イギリスの大学院に留学していた際に、夫と出会い結婚しました。幸い、ふたりともアメリカのシンクタンクで仕事をゲットできたので、今はアメリカに住んでいます。イギリス人の夫は8歳年下です。

イギリス人と結婚してよかったと思うのは、女性がキャリアや知性があることを尊敬してくれる点です。ニューヨークに住んでいるので、様々なバックグラウンドの人と交流できることも刺激になっています。

ただ、アメリカは皆保険ではないので、毎月10万以上保険料に払っています。海外に住んでみて初めて、日本の皆保険制度は素晴らしい、と思いました」

国際結婚のメリット&デメリットは国によって違う

今回ご紹介した通り、国際結婚のメリット&デメリットは、国民性や国の制度・文化によって異なるようです。

国際結婚を視野に入れている方は、漠然と国際結婚を夢見るのではなく、自分が望む生活ができるのは、どこの国なのか、どの国の人と結婚したいのか、を考える必要がありそうです。

また、日本の一部の人が、開発途上国の人からのアプローチを「ビザ目的かも」と疑うことがあるように、日本人が欧米人にアプローチすると、「ビザ目的かも」と疑われる可能性があることも認識しておきましょう。誰でもいいから〇〇人! という発想はとても失礼なものですし、本質を見誤りかねません。

国籍のイメージに惑わされすぎず、個人の資質を見極める必要があります。

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