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幻想のイタリアが見える【OSTERIA LA MANDRAGOLA】

  • 2022.7.15

みなさまこんにちは。はる子です。 灼熱地獄かと思いきや、大雨が降ったりと落ち着かぬ夏の天気ですがいかがお過ごしですか? 私は暑さに弱いもので、相も変わらずおうちで過ごして…いたはずなのですが、どうしてもどうしても気になるお店がありまして。先日ようやく機会を得まして伺うことができました。 福音寺町にある『OSTERIA LA MANDRAGOLA(オステリア ラ マンドラゴラ』さんです。

7/17で1周年。OSTERIA LA MANDRAGOLA
出典:リビングえひめWeb
出典:リビングえひめWeb

伊予鉄道横河原線北久米駅から徒歩約6分程。駐車場は店舗前と道路を挟んだ向かい側にあります。5台駐車可能。

出典:リビングえひめWeb

とってもお洒落でスコンと明るい雰囲気。 マスタ―ご夫妻とシェフでされているお店。みなさんのお人柄からか、おおらかでどこか落ち着く空気感もあります。 わぁ…イタリア感がすごいわ…(行ったことない) テーブル席とひとり呑み勢に嬉しいカウンターがあるんです!ありがたい!このような時分になるまではひとり呑みが好きで各地で放浪しておりましたが、カウンターがあると一気に安心感を感じますね。

かゆいところに手が届く。メニューの充実度

こちらがディナーのメニュー。

出典:リビングえひめWeb
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とっても丁寧なご説明に心躍る!そしてマスク越しからも伝わる程の素敵な笑顔に癒されます! なんで…その素敵な笑顔…撮ってなかったんだろう…

ディナーで提供されるパスタは手打ちなんですって!それに加えて呑ん兵衛心をくすぐるお料理もたくさん…かゆいところに手が届くようなメニューばかりですね。マスターは東京のイタリア料理店やマルブン、砥部のピッツェリアなどでお仕事をされてきたそうです。イタリアンにこだわらず様々なジャンルのお料理を出せたら、ということでこんなに見ごたえのあるメニューなのですね…

面白そうなジンも発見!!! 祇園スペシャルは松山の「bartender select 祇園」のジン、イタリアのレモン風味のジン「マルフィ コン リモーネ」! 見たことないジン、試さない手はありません。

そして素晴らしいのが、ノンアルコールのドリンクの充実っぷり。

出典:リビングえひめWeb

自家製シロップもこんなにたくさん!しかも炭酸か紅茶で割れる自由度! お話を伺ったところ、実はマスターお酒は飲まれないそうなんです。 お酒を飲む場に行っても、たくさん楽しめるようなものがあったらなぁ…という想いもこもっています。お酒呑み勢は、カクテルという選択肢もあるんですよ?なんと…選ぶ楽しみが増えて、楽しすぎる…これ程楽しめるドリンクがあるならばお酒を嗜むことがない方とも、存分に楽しめそう(お酒の休憩にも最高)。車で来る時も安心。

ひとつひとつがじんわり美味しい。お箸で食べられるイタリアン

はて、しかしどうしよう。 このままだと飲み物の話で終わってしまう。 悩みに悩んで、まずはこちらの「クラフトビールのちょい飲みセット」から。

出典:リビングえひめWeb

ちょっと…!お得すぎやしませんか…? ビール2杯に前菜3種でこの値段ですよ?

出典:リビングえひめWeb

前菜もり合わせ 左・砂肝の赤ワインきんぴら 中・メロンブッラータ生ハム 右・人参とクルミのマリネ

一杯目のビールは「ブルックリンラガー」。爽やかな苦味でぐぐっとすぐに飲めてしまいます。そして前菜の盛り合わせ。量も味も最高にちょうど良くて、味覚が起きてくるような、そう!五臓六腑を起こしてくれるようなお味なんです。 食感も香りも素敵に胃袋ふるわせてくれます。そしてお分かりでしょうか…

お箸があるんです!カトラリー類と共にお箸まで提供してくださる! どこのお国のお料理だとしても、気負いなく一杯やりたい時に最高に嬉しいのって、お箸だったりするんですよ…

そして2杯目のビールはこちら。「瀬戸内ヴァイツェン」。

出典:リビングえひめWeb

バナナのような甘味、とご説明いただきましたがなるほど確かに!見た目はさっぱり系に見えるのですが案外こっくりとしたお味。なんだか楽しいビールです。 お話を聞くとこのセットのビールには飲み比べができるように味が対照的なビールを出してくださるんですって。 なん、だって…?永遠に飽きを感じさせずお酒を飲ませてくれるの…素敵すぎる…!

セットにつく前菜は頻繁に変更されるそうですので、いつ来ても楽しめます。以前一度伺った際には確かに違う3種でした。それも美味しかったなぁ…丁寧に説明していただいたのに、なんで写真撮ってないんだろうなぁ… (確かカポナータ・鶏胸肉と新生姜のマリネ・マンゴーのピクルス?だった気がする。)地元の旬のものをたくさん使っていらして、なんと贅沢なんでしょう。

メニューも季節に沿って追加や変更があったりするそうで、マスター曰く変わってないのはポテトくらいですかね、とのことです。いつ足を運んでも新しい何かに出会えるかも?だなんてなんだかワクワクしちゃいますね。一期一会を逃さずにお料理たちと向き合いたいものです。

ビールを飲んでおなかも起きてきたので、次は「生食感!鶏レバーゴマ油コンフィ」を。

出典:リビングえひめWeb

生食感!鶏レバーゴマ油コンフィ

おお!生食感!すごく柔らかくてねっとりとしたレバーがたまりません。じっくりゆっくり煮込まれたんだろうなぁ…美味しいです。お酒と合わせるためだけに生まれてきたのかしらというお料理。先ほど気になっていたジンと合わせてみます。

出典:リビングえひめWeb

マルフィ コン リモーネ ジンソーダ

ソーダ割りにしていただきました。さっぱりして美味しい! ほのかなレモンの風味が鶏レバーと合います。

私は少食なもので、たくさんは食べられないのが悔やまれるのですが…胃袋よ!拡がれ!と祈りながら悩んでいるとなんとハーフに出来るお料理もあるそうで!凄い!ひとり呑みには最高すぎる至れり尽くせりな状態!

出典:リビングえひめWeb

甘エビを詰めたイカのロースト

こちらは新体験なお味でした。そういえばイカにエビもお肉も合わせたことなかったです。 お肉が魚介の味を吸ってとっても美味しい。お酒が止まらなくなります。

出典:リビングえひめWeb

bartender select 祇園オリジナル ジンソーダ

またこのジンと合う…あら、なんだか私今イタリアで呑んでいるのかしら?と錯覚するほどです。大丈夫です。飲みすぎてないです。

少食な私でもぺろりといけてしまうちょうど良さ。 ガッツリ食べたい方にも「ハーブ豚のロースト」などのメインだってあります。

ランチメニューはパスタがメイン。

ランチメニューも見せていただきました!

出典:リビングえひめWeb

お昼はパスタのテイクアウトも可能(状況によってできない場合も)だそうです。 確実にテイクアウトされたい場合は連絡してからのほうが良いかもしれません。

夜のテイクアウトは要予約のオードブル(1人前1,250円!)。10種類前後のお料理が入るそうです。 ちょっとこちらもお得すぎやしませんか…?おうちで呑む時にもぴったり。ここぞとばかりにイタリアのお酒やジュースと合わせたら悦な気分になれそう…!家族でかこめばイタリアな雰囲気を味わえるかもですね。 小学生のころ、母と旅行した際にトニックウォーターとミックスナッツを食べてなんとなく大人な気分を味わったことを覚えています。そんな時にこちらのオードブルがあったらなんだかちょっと特別な体験になりそうな予感が…!

すっかりお酒メインになってしまって肝心のパスタを食べられなかったのですが…ハーフもできると聞いたからには次はおなかの具合を調整して是非ともいただきたいところ。

しかしひとりにもみんなにもなんと優しいお店なのでしょう…イタリアの家族のようだ… イタリアの方って、季節のものや人とのつながり、そして美味しく時を過ごすことをとても大切にしているイメージがあります(※イタリアの雰囲気はすべてテレビから得た情報です)。

ひとりでもふらっと。心落ち着く「オステリア」
出典:リビングえひめWeb

「オステリア」とはイタリアでいう"居酒屋"のような意味を持つそうなんです。 なるほどこんなあったかい気持ちになれるのは、お料理やお飲み物はもちろんこちらまで元気もらえちゃうスタッフの方々の対応があるのかもしれません。

マスターがおっしゃっていた「一人でふらっときても良き場所であれたら」って言葉。 ふと、帰り道にでも立ち寄って一杯(ノンアルコールでも!)やるとなんだか心に元気が宿るかもしれません。 止まり木のように、安らぎたい時にふらっと寄りたいお店です。 各国の本に記される謎の植物「マンドラゴラ」のようにやみつきになってしまう居心地の良さ。夏が一番苦手な私を外に誘う程魅力的なお店(本当は秘密の行きつけにしたいほど)です。

久しぶりにお外でいただくお酒に美味しいお料理。そして落ち着く空間。とても幸せでした。 OSTERIA LA MANDRAGOLAさん。素敵な時間をありがとうございます。 みなさまも是非ともこのイタリアの幻想を感じてくださったらありがたく思います。

夏本番になって、なんだか心身共に溶けそうになってしまうこともあるかと存じます。私はこの度ひとり呑みで幸せをチャージできたので、なんとか踏ん張って頑張ろうと思います。 それではみなさま、熱中症などにお気をつけてご自愛くださいませ。

【Osteria La Mandragola(オステリア ラ マンドラゴラ 】 住所・愛媛県松山市福音寺町36-5 ラ・フルール・ドゥ松山1F-B 電話・050-1417-4422 営業時間・11:00~14:30 (料理・ドリンクL.O. 14:00)、18:00~23:00 (料理・ドリンクL.O. 22:00)※日曜はランチ営業のみ 定休日・日曜ディナー、月曜 駐車場・あり Instagram facebook

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