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【掘り出し本】マンガ・図解で「学びなおし」「学びはじめ」

  • 2022.7.15

歴史に文学、政治、経済。今さら聞けないけれど、大人の教養として、最低限の基本は抑えておきたい。今回は、そんな時に役立つ、マンガや図解で文系の教養を分かりやすく、楽しく学べる書籍を紹介する。

2時間で「政治」を学びなおし!

最初に紹介するのは、『今さら聞けない!政治のキホンが2時間で全部頭に入る』(馬屋原吉博)だ。

通常国会、比例代表制、官房長官、審議会、憲法改正などなど......。新聞やテレビのニュースで、なんとなく見たことはあっても、結局それが何なのか、何のためにあるのかまで説明できない人は、大人でも少なくない。本書は、学生時代に学んだはずの知識がすっぽり抜けてしまって「政治のことをじつは全然わかってなくて恥ずかしい」と無知な自分に秘かにコンプレックスを持っている人に向けた「学び直し」の本。著者の馬屋原さんは中学受験の社会科のカリスマ講師で、複雑な政治の仕組みを小学生にもわかりやすく解説するプロ。分からない人も、これなら理解できる!

1冊で世界史を振り返る

次に紹介するのは、『小学館版学習まんが 世界の歴史 全17巻 NEWダイジェスト版』だ。

あの歴史教科書の山川出版社が編集協力し、「小学館版学習まんが 世界の歴史」全17巻の中から、各巻の内容をピックアップした見どころ満載の無料ダイジェスト版。世界史の流れを一気に学べる作りになっており、世界史を忘れてしまった親と、これから初めて世界史を学ぶ子供がいっしょに楽しく読むことができる。

養老孟司解説付きの古典マンガ

3つ目に紹介するのは、『漫画方丈記 日本最古の災害文学』(信吉)だ。

『枕草子』『徒然草』とならぶ三大随筆の一つがついにマンガ化。疫病・地震・経済低迷――。三大随筆の中でも現代人がもっとも共感できそうな時代に書かれた『方丈記』は、あの東京大学名誉教授・養老孟司さんも「日本の古典で1番読んでもらいたい本」と激賞する珠玉のエッセイ。平安時代後期から鎌倉時代の和歌文学を専門とする吉野朋美教授の時代考証に、養老さんの解説、さらに学びを深めるための原文まで付いて、800年以上、時代をこえて読みつがれる名作を楽しめる。

マンガで紐解く日本の原点

最後に紹介するのは、『マンガ 面白いほどよくわかる!古事記』(かみゆ歴史編集部)だ。

あの神が生まれて、この神が生まれて......と、話の流れがわかりにくい『古事記』を、ほぼ全編マンガで解説! 国の誕生から雄略天皇の即位まで、古事記の流れと要点を分かりやすく整理した上でマンガ化。章ごとに関連マップや「古事記の謎」をひも解く解説ページもあり、流れを理解しつつ、それぞれの物語のつながりまで深堀できる内容となっている。あのオリエンタルラジオ中田敦彦さんも「マンガだからと、あなどるな!」と大推薦する、大人も大満足な教養マンガだ。

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