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ハロウィンにピッタリな映画5選。(Mihoko Iida)

  • 2015.10.14
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10月31日はハロウィン。お化けや魔女に仮装してお菓子をもらいに行くという楽しみもありますが、いっそうのこと、お菓子を食べながらヴァンパイア映画をひたすら観る!というのも悪くないのでは?そんなハロウィン気分にしてくれる映画を選んでみました。

元祖ハリウッドスプラッター映画『ハロウィン』 (1978年)。

正直、スプラッター映画は苦手です。が、この映画は最近、アメリカで話題のドラマ「スクリーム・クイーンズ」に多大な影響を及ぼしているのでここであえてご紹介。ストーリーは、まさに「ハロウィン」の夜に起きた事件の15年後を扱ったリベンジ物語。しかも、その「男」は「ハロウィン」の夜に、ハロウィンマスクをかぶって(!)やってくる・・・・・・。なので、この映画を一人で観ることはおススメしません。ただ、せっかく観るのであれば、主人公のジェイミー・リー・カーティスにぜひ、注目を。彼女はあのヒッチコックの名作『サイコ』(1960年)でシャワーの中で襲われる女優ジャネット・リーの娘です。ジャネット・リーがシャワーの中で絶叫をする有名なシーンがあるのですが、『ハロウィン』の中では、あのシーンを彷彿とさせる名絶叫シーンがあります。よって、ジャネット・リーとジェイミー・リー・カーティスは親子二代でハリウッドの元祖「スクリーム・クイーン(絶叫クィーン)」と呼ばれ、今年(2015年)になってもなお、「スクリーム・クイーンズ」というドラマがスタート。ちなみに、ジェイミー・リー・カーティスが同ドラマで演じているのはさまざまな「スプラッター事件」が起きる学園の理事長役。生徒役には、エマ・ロバーツやアリアナ・グランデなども出演しています。

仮装をして、一緒に歌って踊って観る『ロッキー・ホラー・ショー』(1975年)。

もともと「ホラー・ミュージカル」(!)というジャンルの舞台劇を映画化。今やカルト的な人気作品で、何度観ても楽しい(と私は思います)。道に迷ってしまったカップル(スーザン・サランドンとバリー・ボストウィック)がとある屋敷にたどり着き、その摩訶不思議な主人(ティム・カリー)と住人たちの世界に引き込まれてしまうというストーリー。アメリカではこの映画を映画館で観るために人々は仮装をし、一緒に歌ったり、セリフにツッコミを入れたり、まるでお祭りのような楽しみ方をすることが定着。なので、ハロウィンというある種のお祭りには、ピッタリの映画なのでは?と思います。

『トワイライト』シリーズの中でも一番好きな『トワイライト〜初恋〜』(2008年)。

日本ではヴァンパイア映画はなかなかヒットしないーーというジンクスがあるみたいですが、この『トワイライト』シリーズは主演のロバート・パティンソンの人気もあって、けっこう親しまれたのでは?と思います。アメリカでは空前の大ベストセラーとなった小説の映画化ですが、私は第一弾を飾った映画『トワイライト〜初恋〜』が特にオススメ(シリーズには第二弾と第三弾もありますが)。第一弾の監督はキャサリン・ハードウィック。あの『バニラ・スカイ』(2001年)のプロダクションデザインを手がけた女性だと聞いて、納得!ビジュアル的な刺激と言うべきか、映像のスピード感、そして役者たち(男性&女性)の美しさには最初から最後まで釘付けに。主演女優はクリステン・スチュワート。ロバートとクリステンが私生活でも付き合っていたころの作品でもあるので、二人のケミストリーは絶好調。ヴァンパイア男と人間娘の恋物語は、映画のラストまで目が離せません!

永遠のおとぎ話、『シザーハンズ』(1990年)。

手がハサミのまま生きなければならない人造人間(ジョニー・デップ)と彼を助けようとする心優しい人間の少女(ウィノナ・ライダー)の物語。監督はティム・バートン。当時、ジョニーとウィノナはハリウッドで最もホットな「イットカップル」だったので、この映画での共演はものすごい話題になりました。ただ、ジョニーの美しい顔が特殊メイクのせいでちゃんと見えないのがやや残念(笑)。先の『トワイライト〜初恋〜』しかり、人間娘と「人間ではない男子」との恋には、さまざまなハードルがある。そんな初々しいラブストーリーでもあるけれど、奇才ティム・バートンの世界観でもあるので、ダークなおとぎ話が、ハロウィンにピッタリな気がします。

豪華キャストが揃った『イーストウィックの魔女たち』(1987年)。

最後はせっかくハロウィンなので、ハチャメチャな魔女たちの作品を1本。『イーストウィックの魔女たち』は、3人の魔女たち(シェール、スーザン・サランドン、ミシェル・ファイファー)が結集し、自分たちを苦しめる男性 (ジャック・ニコルソン)に復讐をする、というホラーコメディ。原作はアメリカを代表する作家ジョン・アップダイクの小説。物語の解釈はさまざまですが、一般的には、男性中心の社会を風刺した内容だと言われています。映画としては、若干、キッチュすぎて好き嫌いはあるかと思います。が、この豪華キャストで当時としてはCGをふんだんに使いこみ、何とも贅沢な、ハリウッド史上に残るお祭り映画ではあります〜。

参照元:VOGUE JAPAN

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