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「鈴木敏夫とジブリ展」東京展開催、「千と千尋の神隠し」の巨大空間、冷やし足湯、開運・恋愛おみくじも

  • 2022.7.12
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東京・寺田倉庫B&C HALL/E HALLでは、スタジオジブリ・鈴木敏夫プロデューサーが愛読してきた8800冊の本棚の展示から、スタジオジブリの作品作りにつながる思考の過程に触れることができる「鈴木敏夫とジブリ展」を、2022年7月1日から9月7日の期間開催しています。 今回の東京展では、限定企画として、映画「千と千尋の神隠し」(2001年)の世界観を再現した巨大空間も登場します。八百万の神様と一緒にくつろげる冷やし足湯「せんとうちひろ」(利用には特典付きチケット購入が必要)のほか、京都展で大人気だった「湯婆婆と銭婆の“開運・恋愛”おみくじ」コーナーも登場します。

「鈴木敏夫とジブリ展」東京展開催、「千と千尋の神隠し」の巨大空間、冷やし足湯、開運・恋愛おみくじも
「鈴木敏夫とジブリ展」東京展開催、「千と千尋の神隠し」の巨大空間、冷やし足湯、開運・恋愛おみくじも
ここにくれば、ジブリがもう一度見たくなる
「鈴木敏夫とジブリ展」東京展開催、「千と千尋の神隠し」の巨大空間、冷やし足湯、開運・恋愛おみくじも
(c) TS (c) Studio Ghibli

2019年に東京・神田明神で開催され、好評を博した「鈴木敏夫とジブリ展」。長崎、京都での巡回を経て、3年ぶりとなる今回は、展示品を大幅に増やし、内容をバージョンアップして登場します。

「鈴木敏夫とジブリ展」東京展開催、「千と千尋の神隠し」の巨大空間、冷やし足湯、開運・恋愛おみくじも
開会セレモニーにカオナシが登場 (c) TS (c) Studio Ghibli

高畑勲、宮﨑駿両監督と共に、数々の名作を世に送り出してきたスタジオジブリ・プロデューサー、鈴木敏夫氏。「鈴木敏夫とジブリ展」では、愛読してきた8800冊の書籍の展示からその思考過程に迫り、どのようにスタジオジブリの作品作りへつなげていったのかを探求していきます。

2019年版にはなかった書籍の展示は、鈴木プロデューサーが自ら「やりたい」と提案し、実現したもの。本棚の部屋は鈴木プロデューサーの隠れ家である「れんが屋」をモチーフにしたもので、まるで鈴木プロデューサーのいる空間に迷い込んだ感覚で、展示を楽しむことができます。

みどころ① 東京展限定、映画「千と千尋の神隠し」の世界観を再現した巨大空間「油屋別館」
「鈴木敏夫とジブリ展」東京展開催、「千と千尋の神隠し」の巨大空間、冷やし足湯、開運・恋愛おみくじも
(c) TS (c) Studio Ghibli

「油」と書かれた巨大行燈の下に広がるのは、映画「千と千尋の神隠し」の世界に迷い込んだような巨大空間「油屋別館(あぶらやべっかん)」。東京展限定で登場します。全体に赤い提灯が吊るされた空間は、まさに別世界。

八百万の神様と一緒に楽しむ冷やし足湯「せんとうちひろ」のほか、京都展で大人気だった「湯婆婆と銭婆の“開運・恋愛”おみくじコーナー」も登場します。

冷やし足湯「せんとうちひろ」
「鈴木敏夫とジブリ展」東京展開催、「千と千尋の神隠し」の巨大空間、冷やし足湯、開運・恋愛おみくじも
(c) TS (c) Studio Ghibli

ゆったりと座りながら足を休めることができる、油屋別館の冷やし足湯「せんとうちひろ」。
暑い夏、ここで人間界の疲れを癒してみませんか?おみやげにオリジナル手ぬぐいが付いてきます。
※利用には特典付きチケットの事前購入が必要です。

あなたもカオナシに「カオナシなりきりAR」登場
「鈴木敏夫とジブリ展」東京展開催、「千と千尋の神隠し」の巨大空間、冷やし足湯、開運・恋愛おみくじも
(c) TS (c) Studio Ghibli

油屋別館に設置されたサイネージの前に立つと、画面上に「千と千尋の神隠し」のカオナシになった自分の姿が現れます。会場で配布されるQRコードをスマートフォンで読み込むと撮影した写真を保存できます。

また、7月20日からは「せんとうちひろAR」も登場予定。冷やし足湯「せんとうちひろ」周辺に設置する専用のタブレット端末を覗くと、足湯の周りにカオナシやススワタリなどの姿を見つけることができるかも。
※「カオナシなりきりAR」「せんとうちひろAR」とも無料で体験できます。

みどころ② 鈴木敏夫氏を作った8800冊の本棚
「鈴木敏夫とジブリ展」東京展開催、「千と千尋の神隠し」の巨大空間、冷やし足湯、開運・恋愛おみくじも
(c) TS (c) Studio Ghibli

読書にふけるカオナシが迎えるのは、鈴木プロデューサーが読んできた本の中から8800冊を展示する圧巻の空間。スタジオジブリの作品作りにつながる思考の過程に触れることができます。

展示エリアは自身の隠れ家である東京・恵比寿の「れんが屋」に迷い込んだような作りとなっており、全体がウィリアム・モリスの壁紙で彩られています。京都展でのファンの要望に応え、展示されている本の一部は、実際に手に取って閲覧することができます。

みどころ③ ヒットを生む仕事術、そしてクリエイターとして
「鈴木敏夫とジブリ展」東京展開催、「千と千尋の神隠し」の巨大空間、冷やし足湯、開運・恋愛おみくじも
(c) TS (c) Studio Ghibli

スタジオジブリ設立の秘話、そして「風の谷のナウシカ」から最新作「アーヤと魔女」まで、どのように作品に関わり、時代の気分を読んだ独自の宣伝手法でヒットさせていったかを辿ります。大ヒットを生むきっかけとなったポスターやコピーの制作過程など、貴重な資料も一挙に展示されています。

「かぐや姫の物語」の題字など、味わいある文字を書くことでも知られている鈴木プロデューサー。書家としても本格的に活動していることから、数々の書など、多彩な表現活動も紹介しています。

みどころ④ ここでしか聴けない音声ガイド
「鈴木敏夫とジブリ展」東京展開催、「千と千尋の神隠し」の巨大空間、冷やし足湯、開運・恋愛おみくじも
ことりっぷ

音声ガイドは、鈴木プロデューサーが交流を持ち、講談の上手さを絶賛する神田伯山さん。また、鈴木プロデューサーがファンだと公言し、本展のアンバサダーを務めている滝沢カレンさんもゲスト参加しています。交流のあるお二人だからこそ語れる、秘話が盛りだくさんです。さらに鈴木プロデューサーの独占インタビューも収録しています。

特別冊子「名古屋の鬼ばばあ」
「鈴木敏夫とジブリ展」東京展開催、「千と千尋の神隠し」の巨大空間、冷やし足湯、開運・恋愛おみくじも
(c) TS (c) Studio Ghibli

音声ガイド(有料)を利用する方は、特典として特別冊子「名古屋の鬼ばばあ」が付いてきます。
鈴木敏夫プロデューサーの長女であり、作詞家としても活動中の鈴木麻実子さんが、父方の祖母との楽しくも強烈な日々を回想する表題作「名古屋の鬼ばばあ」のほか、2本のエッセイを収録。当人、家族、そして元部下。3つの視点から、鈴木敏夫プロデューサーの原点や仕事論に迫る特別冊子です。

フォトスポットなど撮影OKエリアも登場
「鈴木敏夫とジブリ展」東京展開催、「千と千尋の神隠し」の巨大空間、冷やし足湯、開運・恋愛おみくじも
(c) TS (c) Studio Ghibli

フォトスポットなど撮影OKエリアは、土・日曜、祝日および平日関係なく撮影できます。

クラブハリエのオリジナルバームクーヘンを販売
「鈴木敏夫とジブリ展」東京展開催、「千と千尋の神隠し」の巨大空間、冷やし足湯、開運・恋愛おみくじも
(c) TS (c) Studio Ghibli

さらに、洋菓子の製造販売を行うクラブハリエとのコラボレーションで「鈴木敏夫とジブリ展 限定パッケージ」のバームクーヘンが販売されます。
一層一層、職人の手で丹念に焼き上げるこだわりのバームクーヘン。素材への徹底したこだわりと昔ながらの製法を守りつつ、永年工夫をかさねた確かな技で、本当のおいしさを追求し続けています。ふんわりしっとりと深い味わいは、クラブハリエ自慢の一品です。会期中、各日数量限定で販売します。

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入場方法など、詳細は公式サイトをご覧ください。
スタジオジブリの作品作りにつながる思考の過程に、ぜひ触れてみてくださいね。

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