「俺が死んでもいいのか！？」嘘つき男に破局後言われた恐怖の脅し文句

ドラマや漫画でよくある泥沼恋愛話。ハラハラドキドキしながらも楽しく鑑賞できますよね。でも、もしも実際に自分の身に起きたら…？今回は友人B子が体験したお話を紹介します。

バーで話しかけられた彼と恋に落ちたB子。彼は大手の企業に勤める営業マンで、細身のスーツがよく似合う人でした。

いざ付き合いだしたものの、デートの際に財布を出すのはいつもB子。おかしいと思いつつも、支払いが終わると「いつも支えてくれてありがとう、愛してる」と抱きしめられるのです。

甘い言葉で言いくるめられ、B子はいつも流されていました。

お金のことも気になるけれど、一番気になるのは彼の家。お泊りに行くと見つかる女性ものの下着や化粧品。

問い詰めると「俺の家駅近いからさ。飲んで終電逃した妹が時々泊りに来るんだよね～！」と言うのです。え？本当…？

色んなもやもやが溜まっていたある日、ついに事件が起きます。B子は彼の家で過ごしていると、チャイムを連打しドアを乱暴に叩く音が聞こえました。

「いるんでしょ！あけなさいよ！」と、女性の怒鳴り声。なんと彼の婚約者だという女性が現れたのです。

驚いたB子は、婚約者に彼との出会いから現在に至るまで、全てを包み隠さず話しました。すると婚約者は大激怒。

「あなたまた女の子を騙したの！？」

騙した？どういうこと！？パニックになるB子に婚約者は全てを教えてくれました―…。

彼の仕事の話は全て嘘で、本業は自称パチプロ。勝負に勝った日はわざわざスーツに着替えて飲みに行き、そこで出会う女の子と浮気を繰り返していたのだそう。

パチプロになる前は営業マンをしていたので、スーツを沢山持っていたんだとか…。

今までずっと目を瞑っていたが、今回の一件で完全に別れることにしたと、婚約者は涙ながらに話したそうです。

B子ももちろん、その時に彼との関係を終わらせたのでした…。

数日後、彼から一本の電話が。「婚約者から慰謝料を請求されているが支払えない。B子を一番に愛しているから、慰謝料を一緒に払ってほしい。一緒に頑張ろうね！」と言い出したのです。

どうやらギャンブルのし過ぎで借金が重なっており、カード会社のブラックリストに載っているそう…。

もちろん拒否すると「俺が死んでもいいのか！？お前が金を出さないと俺は死ぬんだぞ！？」と逆切れして脅してくる始末。

呆れたB子はすぐに電話を切り、着信拒否をして彼との関係を清算しました。こんな男が好きだったのか…。

金の切れ目が縁の切れ目。B子も婚約者の女性も、彼と別れたことが大正解だと思う日が来ることでしょう。

「この人何かおかしいかも？」と思うことがあれば、雰囲気に流されることなく、しっかり自分の目で見極めていきましょうね。

ftnコラムニスト：Yukky111