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チャニング・テイタムと伝説のパフォーマー集団がカムバック! 『マジック・マイクXXL』で描かれる「仲間たち」の物語とは。

  • 2015.10.12
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カレッジ中退後にストリッパーをしていた実体験に着想を得た『マジック・マイク』から3年。今ハリウッドで最もセクシーな男性、チャニング・テイタムが演じるマイクと仲間のパフォーマーたちが、最後の晴れ舞台に選んだ大会を目指す続編『マジック・マイクXXL』は前作以上に、鍛え上げた肉体で魅せるダンス、そして個性豊かなパフォーマーたちの群像劇を存分に堪能できる快作だ。主役兼プロデューサーのチャニングに電話インタビューし、作品に込めた思いを語ってもらった。

ーー続編の着想はどのように生まれたのですか?

そもそも2作目を作れるなんて思ってなかったんだ。ただ、1作目に入れそびれた要素はたくさんあった。大規模のコンベンションについてもそうだし、1作目では他のダンサーたちの描きこみがざっくりしていて、キャストの才能を活かしきれなかった。他のダンサーたちをフィーチャーすることができなくて惜しいという思いがあったから、「続編を作るなら、仲間たちの話にしなければ」という大前提はあったね。彼らがどういう男たちなのか、どんな友情で結ばれているのかを描きたかった。彼らは人生の大半をストリップという奇妙な世界で生きてきたわけだけど、いよいよその奇妙な夢から脱して現実の世界に戻らなければならないところへ来ている。だから今後の身の振り方を考えなければならない。そういうことも描きたかった。愛すべき奴らのストーリーにしたかったんだ。

6月30日(現地時間)ロンドンで行われたプレミアにて、共演者のアンバー・ハードと。Photo: James Warren/Camera Press/AFLO

ーー前作から3年、マイクはどう変わったか、あるいは変わってないかを教えてください。

いい質問だね。1作目の終盤では、恋人のブルックの励ましもあって、マイクは自分の夢を追った。そこから3年経ち、マイクは立ち上げた家具ビジネスをなんとか回している状況だ。でもブルックはもういない。それについては劇中でもあまり説明がないけど、人生なんてそんなものさ。前進していく過程で何かを失ったりする。そこへちょうど仲間たちから連絡が来る。これはマイクにとってもみんなにとっても極めて重要なタイミングなんだ。というのも、マイクは“マジック”を失ってしまっているから。下手なダジャレだけど(笑)人は軌道修正しようとすると、自分から遠く離れた対極を目指して、本来の自分を忘れてしまいがちだよね。そんな状態だったマイクは仲間たちと再会し、最後に一花咲かせるチャンスが舞い込んでくるわけだ。

――マイクを演じるのは2度目ですが、どんな準備をしましたか?

僕はダンスのレッスンを受けたことはないけど、フロリダで育つと踊るようになるんだ。ラテンの文化が浸透していて、みんな踊れるから。僕も必要に迫られて覚えたんだ。正式に学んでいないから、振りを覚えるのに時間がかかるけどね。劇中のダンスはアリソン・フォークとテレサ・エスピノザが考案してくれた。アリソンは妻と古くからのルームメイトで親友なんだ。二人ともジャネット・ジャクソンのバックダンサーだった。

この役は体づくりも大変なんだ。筋トレや運動は好きだけど、食事制限はつらいよ。サイテーだ(笑)他の作品でもやることだけど、マジック・マイクになるための準備は別次元だ。体脂肪率を激減させるために不健康すれすれのところまで行くんだ。頭や身体がうまく働かなくなるくらいにね。だから、あんな体形はキープできるものじゃない。実際、僕も維持していないし、撮影が終わってからトレーニングも一切してないよ。ーー映画の隅々まで、女性客が喜ぶツボを押さえていると思います。製作にあたって、女性から意見を求めたりしましたか?
妻(ジェナ・ディーワン)は女優として自分の仕事をこなしながら、かなり協力してくれたよ。振り付けを練る作業やリハーサルって、あんまりカッコいいものじゃない。「脚をここに」、「頭はここ」とポジションを考えるのは、とにかくぎこちなくて気まずい作業なんだ。でも、妻はそういうのにちゃんと付き合ってくれてフィードバックしてくれた。本当に僕を良くサポートしてくれたよ。最初から最後まで笑いながらだったけどね。恥ずかしくて笑うしかない状況なんだ(笑)

ーー最後に、日本の女性にこの作品をどう見てもらいたいですか?

これは難しい質問だな。日本とアメリカの文化はだいぶ違うと思うから、簡単には言えないけど、とにかく楽しんでほしいと思う。自分から楽しむつもりで見に来てほしい。笑いながら見てほしいね。女性たちに人生を楽しんでほしいと思うんだ。

『マジック・マイクXXL』(15)

出演/チャニング・テイタム、マット・ボマー、ジョー・マンガニエロ、エリザベス・バンクス、アンバー・ハード

監督/グレゴリー・ジェイコブズ

配給/ワーナー・ブラザース映画

10月17日(土)より全国ロードショー

http://wwws.warnerbros.co.jp/magicmikexxl/

参照元:VOGUE JAPAN

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