1. トップ
  2. レシピ
  3. B面の真骨頂!THEそばめし|~細川芙美の「SIDE-Bクッキング」~

B面の真骨頂!THEそばめし|~細川芙美の「SIDE-Bクッキング」~

  • 2022.7.8

ロケ弁ブランドをはじめ、さまざまなジャンルで活躍をするフードデザイナー・細川芙美さんが、ズボラ女子でもできる簡単レシピを紹介する連載。第52回は、前回余った材料で作るそばめしを紹介します。

今回のテーマ:「B面の真骨頂!THEそばめし」

お昼ご飯を作ろう。焼きそば?焼きめし?ちっちっちっ。今日はいいとこ取りした「そばめし」で決まり。そばめしの響きに心踊らされ、右手を高く上げて、さあ行こう。B面の真骨頂へ!

材料
小間切れ豚肉(冷凍)…50g
ミックス野菜(もやし、キャベツ、にんじん、ピーマン)…100g前後
千切りキャベツ…40g前後
サラダ油…適量
塩・胡椒…各適量
焼きそば麺…1パック
卵…2個(ご飯と目玉焼きに1個ずつ使用)
ご飯…お茶碗1杯
みりん…大さじ1
中濃ソース…大さじ1
青ねぎ…お好みの量
辛子マヨネーズ…お好みの量
紅生姜…お好みの量
鰹節…少々

Let'sチョキチョキクッキング!

【POINT】前回同様、冷凍の小間切れ豚肉を…。
【POINT】ハサミでカット。
【POINT】ミックス野菜も。
【POINT】千切りキャベツも。

【1】今回も包丁は使わずに、すべてハサミトングで完結。小間切れ豚肉、ミックス野菜、千切りキャベツをハサミで細かく切り、ボウルにまとめる。スプーンで食べやすいサイズにするのがポイント。

ご飯より麺が先!そばめしの“そば”は先に炒める

【POINT】強火で一気に仕上げます。
【POINT】塩・胡椒で一度野菜に味つけを。
【POINT】豪快に!ランダムでOK。
【POINT】火を止めておきます。

【2】フライパンにサラダ油を引いたら強火にし、1のボウルにまとめた豚肉、野菜を炒める。塩・胡椒各少々を振り、焼きそばの麺をハサミで切りながらフライパンへ。さっと炒めたら一度火を止めておく。

“ご飯にコクを”…黄金炒飯を作るときと同じ戦法でいきます

【POINT】トングバサミ1本使いで優秀。
【POINT】温かいご飯で。
【POINT】切るようにして混ぜる。
【POINT】フライパンへ!

【3】ボウルに卵を割り入れ、よく溶きほぐす。温かいご飯(炊き上がったご飯、チンしたご飯など)を加えてよく混ぜる。2のフライパンを再び強火にかけたら、卵をまとったご飯を入れて。

「炒める、潰してほぐす」の繰り返し!

【POINT】炒めて…。
【POINT】長い麺はここで潰して切る。
【POINT】自然と笑みがこぼれる。
【POINT】みりんでコクとしっとり感を。
【POINT】中濃ソースはお好みで。味見してね。
【POINT】しっとり仕上がればGOOD!

【4】フライパンをゆすりながら炒め、固まった部分を切るように潰し、ほぐしていく。全体がパラパラになってきたら、再び炒めてフライパンを2〜3回煽る。みりん、中濃ソースを加えて全体によくなじませ、ムラがなくなるまで再度炒める。

青ねぎは余熱で。こだわりを忘れない私

【POINT】食べたい分だけ入れる。
【POINT】余熱で火を通す。
【POINT】そばめしのナイアガラや〜。

【5】火を止めたら、青ねぎをハサミでカットしフライパンへ。塩・胡椒各少々で味を調えたら、うつわに豪快に盛る。

もっとおいしく!食いしん坊な私

【POINT】サラダ油は多めで。
【POINT】フライパンを傾け、油の溜まり場で焼く。
【POINT】“白身はカリカリ、黄身はとろっ”が条件!
【POINT】忘れちゃいけないソースの友達。

【6】「おいしそうだなぁ」という気持ちが絶頂に達してもグッと堪え、最後に目玉焼きを作る。フライパンにサラダ油を多めに引き、強火で卵の白身がカリカリになるまで焼いたら、5のそばめしの上にのせる。辛子マヨネーズ、紅生姜を添え、鰹節と青のりを散らして完成。

B級グルメを愛するB面女子。裏面のメニューはどうしてこんなにもそそるのであろうか。左手とマヨネーズは添えるだけ。全体にかけがちなマヨネーズはこうして使えばより見映えよくキマる。そして、何より食べるのが楽しくなる。言わずもがなの絶品料理が出来上がった今回、いま一度材料をみてください。コンビニでも揃えられそう…!

今回のB面撮影裏側日記

今回がこちらのキッチンでの最後の料理でした!ここで作った52のB面料理。家電という家電も少ないこのキッチン。最小限の調理器具、100円ショップで買ったフルーツナイフ…それでも大満足の52品でした。途中キッチンの変化もありつつも、平素よりお楽しみいただけていると幸いです(DIY未完成の扉前に立たせてもらってます)。引き続きよろしくお願い申し上げます!

A面、B面女子とは…?

料理ライフを楽しむキラキラA面女子(SIDE-A)がいる一方、「料理はしたいけど楽ちんなのがいい!」のが本音。そんなB面女子(SIDE-B)の願望を叶える簡単レシピを紹介する本連載。Hanako誌面の連載「SIDE-B COOKING」と連動中!Hanako.tokyoのWEB連載、instagramと合わせてパラレル女子のA&B面をチェックして!

元記事で読む
の記事をもっとみる