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貯金のない家庭が多いって本当?!貯蓄できる節約法を紹介

  • 2022.7.8
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貯金のない家庭が多いって本当?!貯蓄できる節約法を紹介

家族で暮らしていると、何かとお金が掛かりがちです。

それでも多くの家庭では、毎月コツコツと貯蓄を続けている…と思われがちですが、その常識は徐々に覆されつつあります。

家庭を持ってもなかなか貯金できないどころか、貯蓄がほとんどなく突然の出費に耐えられない家庭も実は多いのです。

では、どうして貯金がない家庭が増えているのか、その理由や節約方法について解説します。

貯金がない家庭が増えている理由

貯金がない家庭が増えている理由は、年々落ち込む景気はもちろん家計の見直しができていないことも原因として挙げられます。

そこでまずは、貯金がない家庭が増えている理由を3つご覧ください。

不景気と幸せな家庭の理想像が合致していない

幸せな結婚生活・家庭と聞いて、まず豪華な結婚式やマイホーム・マイカー、定期的な家族旅行などを思い浮かべるかもしれません。

しかし、それは20〜30年前、現在の親世代が子供のときから抱いていたイメージをそのまま持ち込んでいる場合もあります。

対して現代日本では景気はどんどん冷え込んでおり、20〜30年前の個人の経済状況と比較すると、非常に苦しいお金周りを強いられていることも事実です。

そのため、20〜30年前の好景気に思い浮かべた「幸せな家庭」を、不景気の現代でも落とし込もうとすると、貯金を切り崩すことになります。

「後払い」できる手段に頼りきっている

例えばマイホームやマイカーなどを購入するには、ローン決済などの方法が挙げられます。

大きな買い物をするのに、ローンは非常に有用な手段だといえるでしょう。

近年では、手軽にできるローンや後払いサービスなど、高額な買い物でも今手軽に始められるサービスがどんどん増えています。

しかし、ローンは基本的に「後払い」で、後から満額を支払う必要があります。

また、利用するサービスによっては金利を含めより多く支払うケースも珍しくはありません。

そのため、時には後から気づくと複数のローン決済に苦しめられて家計が回らない、貯金できない事態に陥る場合もあります。

またローン以外にも、大学の奨学金返済やリボ払いの支払いなど、「後払い」できる手段を多く利用してしまい、家庭を持ってから返済に苦労しているケースもあるでしょう。

これら後払いできる手段を多く利用している場合は、家計や支払い方法の見直しから始めることが大切です。

収入と支出を正確に把握できていない

家計を管理する上で、収入と支出を把握することは基本です。

毎月いくら入ってきて、いくら出て行っているのかわからなければ、赤字かどうかもわかりません。

しかし、毎月こまめに家計簿をつけることは決して簡単ではなく、つい家計管理がおろそかになってしまうケースもあるでしょう。

その結果、毎月収入に見合わない出費をしてしまい、いつの間にか貯蓄に回すお金がなくなっている事態が起きている場合もあります。

貯金のない家庭が今からでもできる節約法

貯金は「お金がない」と悩んでいる今からでも始められます。

「貯金がない」「貯金に回せるようなお金がない」と悩んでいる方も、もしかするとちょっとした工夫で余裕が生まれるかもしれません。

ここでは、貯金がない家庭ができる節約法を3つご紹介します。

収入と支出を見直す

まずは収入と支出の額をそれぞれ見直しましょう。

なぜ貯金に回すお金がないのか、無駄遣いしているお金は無いか可視化しましょう。

ノートで付けることはもちろん、家計簿アプリを使って家計簿を付けることもおすすめです。

すると、以下のポイントが見えてくるかもしれません。

・食費や雑費ついでに必要ないものまで買い込んでいる
・「いつか使うかも」と買って使っていないものが多い
・通信費や毎月のローン支払いを削減できるかもしれない

家庭によって、出費を減らせる部分は異なるでしょう。

それらを見つめ直し、改善していくことが大切です。

カード払い・電子マネー払いの利用に気をつける

カード払いや電子マネー決済は、目に見えてお金が減るわけではないため、つい使いすぎてしまう方が少なくありません。

そのため、カード払いや電子マネー決済を頻繁に利用している場合は、利用金額に気をつけて使うことが大切です。

例えば、カードは食費の買い物でしか使わない、毎月○万円までしか使わないなど。

これら明確なルールを決めておけば、使いすぎを軽減できるでしょう。

気軽に始められる副業・アルバイトで収入を増やす

そもそも家族の収入が少なくて家計が回らないケースもあるかもしれません。

その場合は、少しでも収入を増やすことから始めることも選択肢の1つです。

例えば今まで妻が専業主婦だった場合は、パートを始めて少しずつお金を増やすなど。

小さい子どもがいて目を離せない家庭なら、在宅でできるフリーランスの仕事に挑戦することも選択肢の1つです。

家事の合間に少しでもお金を稼ぐ手段を手に入れられれば、リフレッシュとともに家計の余裕も生み出せるでしょう。

目標と計画でコツコツ貯金していこう

「貯金がない」と嘆いている家庭は年々増加傾向にあります。

しかし、嘆いているだけではお金は増えません。

老後や子どもの学費など、将来的にはさらに出費が増えるからこそ、今から家計の見直しをすることが大切です。

最後に、貯金がない家庭ができる節約のポイントをまとめます。

・家計簿をつけて収入と支出を見直す
・カード決済の使いすぎに注意する
・アルバイト・副業を始めて少額でも収入を増やす

お金がない原因は「収入が少ないから」「支出が多いから」どちらの理由も考えられます。

だからこそ、まずは家計を見直して貯金できない原因を探りましょう。

その上で、自分の家庭に合った対策を見つけて少しずつ貯金を増やすことが大切です。

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