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混ぜるだけの本格ペースト「タプナード」を添えた魚のソテーとアルバリーニョ【ワインと料理 ペアリングの愉しみ】

  • 2022.7.8

「タプナード」はブラックオリーブ、ケッパー、アンチョビ、ニンニクがたっぷりと入ったペースト。

風味がよく、バゲットやカルパッチョ、ゆでた野菜や卵、ソテーした魚や鶏肉などシンプルな料理を引き立ててくれます。

■タプナードの語源は?

タプナードの語源はケッパーを意味する「tapeno(タペーノ)」が由来とされますが、今回はシンプルに4つの材料、黒オリーブ、アンチョビフィレ、ニンニク、EVオリーブオイルで作るレシピに仕上げました。ケッパーがあれば7~8粒加えてくださいね。

・フープロがなくても

また、小型のフードプロセッサーがなければ包丁で刻んで混ぜたり、すり鉢とすりこ木でつぶしながら混ぜても美味しく作れます。

地中海が産地の材料で作るからか、夏に美味しく感じられるペースト。冷蔵庫に常備してはいかがでしょうか。

■タプナードを添えた魚のソテー

調理時間30分

レシピ制作:保田 美幸

<材料> 作りやすい量

・白身魚(切り身) 2切れ

塩 少々

・小麦粉 適量

・オリーブ油 大さじ1

・酒 大さじ1

<タプナード>

ブラックオリーブ(種抜き) 50g

アンチョビフィレ 4枚

ニンニク 1片

EVオリーブ油 大さじ2

・バゲット(スライス) 4枚

・パセリ(みじん切り) 適量

・インゲン 3本

塩 少々

<準備>

・白身魚は骨を抜き、塩を振って15分置く。キッチンペーパーで水分を拭き取り、小麦粉を薄くまぶす。(今回はサワラを使用しました。)

・バゲットはかるく焼く。

・インゲンは塩ゆでし、両端を切って3~4等分に切る。

<作り方>

■タプナード添えの魚のソテーには「アルバリーニョ」を

産地の共通点は海に近いこと。そのため「海のワイン」とも呼ばれるほどミネラル感が強く、柑橘系の香りと酸味も感じられ、魚介系の料理によく合います。

最近では樽発酵で作られたリッチな風味のものもありますが、タプナードを添えていただく白身魚にはステンレスで発酵されたシンプルなものがおすすめです。リーズナブルなものも多く、スッキリとして飲みやすい。夏に冷蔵庫に常備したいワインのひとつです。

(保田 美幸)

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