今回ご紹介する漢字は「鉋」。
こちらは日常生活では見かける機会が少ないものの、人によっては毎日使う道具を表しています。
2つの読み方があるのですが、今回は3文字で読み方を考えてみてくださいね。
さて、一体なんと読むのかわかりますか?
「鉋」の読み方!
では、早速「鉋」の読み方を発表します。
「ほう」とも読みますが、3文字未満なので今回は不正解!
ここで少し、ヒントを出しましょう。
「鉋」は大工さんがよく使うことのある道具です。見た目は鰹節の削り器とも少し似ていますよ。
「鉋」を作っているメーカーが鰹節の削り器も制作して販売しているケースもあるようです。
ちなみに「鉋」は、1000年に1人の美女として有名な「橋本環奈」さんの下の名前と同じ読み方をします。
さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?
正解は「かんな」でした!
「鉋」の豆知識
では、「鉋(かんな)」とはどういうものなのか、辞書で詳しく意味を調べてみましょう。
材木の表面を平らに削るための大工道具。木の台に鉄の刃を斜めにはめこんだもの。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.391
やすりも材木を削るために使われる道具として知られていますが、「鉋」のように金属製の刃はついていません。
今回は3文字で読み仮名を考えてもらったため「かんな」が正解となりましたが、「かな」という読み方もあります。どちらの読み方でも意味は同じです。
ちなみに、一見すると大工さんは簡単に「鉋」を使っているように見えますが、材木を上手に削るためには、細かな刃の調節が必要になるんだそう。刃が出過ぎていても引っ込みすぎていても削れないそうですよ。
まとめ
いかがでしたか?
「鉋」は「かんな」と読みます。
大工さん以外はあまり使う機会がないと思いますが、見かけたときはぜひ「鉋」の漢字を思い出してみてくださいね!