「益荒男」はなんと読む？読めたらスゴい難読漢字、正解は？

今回ご紹介する言葉は「益荒男」。

使われている漢字だけを見ると、なんだか荒々しそうな男性の姿が想像できますね。

しかし、決して気性の荒い男性を指す言葉ではありませんよ。

さて、一体なんと読むのかわかりますか？

「益荒男」の読み方！

では、早速「益荒男」の読み方を発表します。

正解の前に、いくつかヒントを出しましょう。

読み仮名は全部で4文字です。「男」は「お」と読みますよ。

では、残りの「益」と「荒」はなんと読むのでしょうか。

「益」は訓読みで「ます」、「荒」は「あらい」と読みますよね。

「益荒男」の読み方は「ます」と「あらい」の一部をつなぎ合わせて、最後に「お」を付けたら答えが出てきます。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか？

正解は「ますらお」でした！

「益荒男」の豆知識

では、「益荒男（ますらお）」とはどういう意味なのでしょうか。

強く勇ましい男性。立派な男子。ますらたけお。ますらおのこ。

出典：北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店（2017年4月1日版）p.1642

 

漢字だけを見ると荒々しいイメージを受けてしまいますが、引用にもあるとおり「益荒男」は勇ましい男性を表す言葉です。

ほかの漢字で「丈夫」と書くこともできます。

ところで、「益荒男」に使われている漢字はどれもよく見かけるものですが、それぞれ少し難しい読み方をもっているのをご存知でしょうか。

実は「益（ますます）」、「荒む（すさむ）」、「男（おのこ）」とも読むんですよ。

まとめ

いかがでしたか？

「益荒男」は「ますらお」と読みます。

あまり馴染みのない言葉だったかもしれませんが、この機会にぜひ覚えておいてくださいね！