今回ご紹介する言葉は「海松貝」。
「海」と「松」、「貝」はどれもよく見かける漢字ですよね。
しかし、組み合わせると途端に読み方が難しくなります。
さて、一体なんと読むのかわかりますか?
「海松貝」の読み方!
では、早速「海松貝」の読み方を発表します。
「うみまつかい」と読んだ方は、不正解!もちろん「かいしょうがい」でもありませんよ。
今回は難しいと思うので、いくつかヒントを出しましょう。
使用されている漢字からもわかるように、こちらは「貝」に関する言葉です。
4文字で読み方を考えてみてくださいね。
ちなみに「貝」は、そのまま「かい」に濁点をつけて「がい」と読みます。
さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?
正解は「みるがい」でした!
「海松貝」の豆知識
ほかの漢字で「水松貝」と書くこともできます。
お寿司屋さんに行くとよく見かけるネタの1つですよね。
お店では「ミル貝」や「みる貝」と書かれていることが多いため、「海松貝」と漢字で書かれているのを見てもすぐには読み方がわからなかったかもしれません。
では、「海松貝(みるがい)」とはどのような貝なのでしょうか。
ミルクイガイの市場名。内湾の浅い泥底にすむバカガイ科の二枚貝。殻表は黒褐色の殻皮でおおわれる。後端の開口部から伸びる太い水管は食用。ミルクイ。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1684
引用にもあるとおり、食べられるのは水管の部分です。お寿司のネタにしたり刺身にしたり、酒蒸しやワイン蒸しにしたりしても美味しく食べられますよ。
まとめ
いかがでしたか?
「海松貝」は「みるがい」と読みます。
お寿司屋さんで「みるがい」を見つけたら、ぜひ「海松貝」という漢字表記を思い出してくださいね!