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「一木一草」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.11.13
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今回ご紹介する言葉は「一木一草」。

使われている3種類の漢字はどれも小学生で習うものですが、この言葉を正しく読める方はそう多くありません…!

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「一木一草」の読み方!

では、早速「一木一草」の読み方を発表します。

「いちきいちくさ」と読んだ方は、不正解!もちろん「いちもくいっそう」でもありませんよ。

ちょっと難しいと思うので、少しヒントを出しましょう。

「一草」は「いっそう」と読みます。「一木」の読み方は「いち○○」です。

○○に当てはまる言葉がわかれば答えが出てきますよ。

ちなみに「木」の読み方は、「木刀」や「卉木」と同じです。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「いちぼくいっそう」でした!

「一木一草」の豆知識

「木刀」は「ぼくとう」、「卉木」は「きぼく」と読みます。

使用されている3つの漢字がそれぞれいろいろな読み方をもっているので、どう読んだらいいのか迷ってしまった方が多いのではないでしょうか。

では、「一木一草(いちぼくいっそう)」とはどういう意味なのか、辞書で調べてみましょう。

一本の木と一本の草。いちもくいっそう。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.111

 

使われている漢字のとおり、そのまま一本の木と草を表す言葉です。

「一木一草もない荒れ果てた風景」のように使うことが多いでしょう。

ところで、「一」の漢字がどのように作られたかご存知でしょうか。

昔は数を数えるときに算木(さんぎ)という木を使っていたそうです。この算木を1本だけ横に置いた状態が「1」を表していたため、「一」の漢字が生まれました。

まとめ

いかがでしたか?

「一木一草」は「いちぼくいっそう」と読みます。

簡単そうで意外と正しく読める方は少ないので、この機会にぜひ覚えておいてくださいね!


参考文献:常用字解[第二版]