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「九十九髪」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.11.13
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今回ご紹介する言葉は「九十九髪」。

「髪」の漢字が入っていることからなんとなく想像できるとおり、髪の毛に関係のある言葉です。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「九十九髪」の読み方!

では、早速「九十九髪」の読み方を発表します。

「きゅうじゅうきゅうかみ」と読んだ方は、不正解!もちろん「きゅうじゅうきゅうはつ」でもありませんよ。

今回の読み仮名は5文字です。

「髪」は訓読みの「かみ」に濁点をつけて「がみ」と読みます。あとは「九十九」の読み方がわかれば答えが出てきますよ。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「つくもがみ」でした!

「九十九髪」の豆知識

「九十九」は「つくも」と読みます。

ほかの漢字では「江浦草髪」と書くこともできます。

では、「九十九髪(つくもがみ)」とはどういう意味なのか、辞書で調べてみましょう。

年老いた女性の白髪。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1141

 

「九十九」とは百歳まであと一歳たりない年齢です。ここまで長生きしていると、髪の毛もだいぶ白髪が増えてくることでしょう。

一説によると、「百」から「一」を取ると「白」になることから、白髪の代わりに「九十九」が当てられて「九十九髪」と呼ばれるようになったといわれています。

また、白髪が増えた髪の毛の様子が「つくも」という植物に似ていたことも関係しているようです。

まとめ

いかがでしたか?

「九十九髪」は「つくもがみ」と読みます。

「白髪」を使うことのほうが多いかと思いますが、この機会に「九十九髪」もぜひ覚えておいてくださいね!


参考文献:精選版 日本国語大辞典(小学館)