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酷暑を乗り切る!日よけで暑さ、日差しをやわらげる自宅の快適な過ごし方4選

  • 2022.7.3
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本格的な夏になると、立地によっては部屋にいても日差しが暑く感じられます。今回は、部屋の日よけ対策(特に西日)のアイデアをご紹介します。部屋に入る光をコントロールして、快適に夏を過ごしましょう。

部屋の日よけ対策をするメリットは?

夏が近づくと、日差しの強さが気になり始めませんか。部屋で快適に過ごすためには、適切に日よけをすることが大切です。日よけをすれば、部屋の暑さや眩しさを和らげることができます。特に窓が大きな部屋や、窓が多い部屋はぜひ日よけ対策を行ってみてください。

日よけをすると、冷暖房効率を上げることにも繋がると言われています。日よけによって室内の体感温度が下がるため、エアコンの風を優しくしても涼しく感じられるのだそう。在宅ワークなどで自宅で過ごす時間が増えた方にとっても、嬉しいメリットがたくさんありますね。
それでは、具体的な日よけ対策を見ていきましょう。

日差しや暑さをやわらげる部屋の「日よけ」対策4選

1:カーテンなどウィンドウトリートメントで遮る

日よけをするためには、レースカーテンとドレープカーテンの2重にするのがおすすめ。昼間もレースカーテンで強い日差しを遮れば、眩しさや暑さを和らげることができます。

光を通す薄手のレースカーテンは少し頼りなく感じるかもしれませんが、機能性の高いアイテムもたくさん。ほどよい透け感で、部屋を暗くすることなく遮熱効果やUVカット効果、ミラーレース効果などが期待できます。

また、お好みの柄をカーテンに取り入れると、インテリアのアクセントに。レースではなくても、少し薄手のファブリックを窓辺に掛けるだけでも日よけになります。こちらの部屋では動物柄が印象的なファブリックをカーテンとして取り入れ、エキゾチックな雰囲気を演出しています。

カーテンよりもすっきりとした窓辺をお好みの方は、ブラインドを取り入れるのもあり。最近では、カーテンレールに簡単に取り付け可能なブラインドも展開されています。サイズもさまざまなので、掃き出し窓にも設置できますよ。

こちらの部屋では正面の建物からの視線を配慮して、ブラインドにプラスして100円ショップのアイテムを使ってカーテンレールを作成しています。ドレープが美しい透け感のあるレースカーテンがインテリアをエレガントにブラッシュアップしていますね。

2:日よけのシェードやオーニングを取り付ける

ベランダに日よけを設置できる場合は、シェードやオーニングを取り入れてみてはいかがでしょう。いずれも布製の日よけですが、より丈夫で雨避けとしても使えるのはオーニングです。カーテンやブラインドなどで光を遮っていても暑さを感じるときには、試してみる価値はあります。太陽光が直接部屋に入らないようにすれば、カーテンが太陽光の熱を吸収して部屋の温度を上げることを和らげます。

3:グリーンカーテンを設置する

緩やかに日よけを取り入れたい時には、グリーンを窓辺に吊り下げて「グリーンカーテン」のように取り入れてみてはいかがでしょうか。窓枠などに負担がかからないよう、軽いグリーンを選んで吊るすのがおすすめ。軽量な樹脂製のプラントポットを活用するなど工夫してみましょう。

こちらの部屋では、窓枠に室内物干し掛けのフックを取り付けて、植木鉢ごとグリーンをハンギング。さらに窓辺に大小さまざまな観葉植物を並べてみずみずしい「グリーンコーナー」をつくっています。

4:遮熱できるフィルムなどを窓に貼る

窓に遮熱フィルムを貼ると、外からの熱を和らげエアコン効率がアップすることも。また、紫外線をカットするタイプなら、家具などの日焼け防止にも繋がります。

さらに、台風などの災害時にガラスが割れてしまっても破片が飛び散りにくいなどのメリットがある製品もあります。ただ、透明度の低いフィルムを全面に貼った場合は、部屋が暗く感じられたり景色が見えにくくなることも。それらが気になる方は、透明度のタイプを選ぶとよいでしょう。

日よけ対策で、夏の部屋を快適に

夏の部屋を快適にするためには、日よけは欠かせません。あらためて遮熱や遮光の機能性を確認しながらアイテム選びをしたり、今あるモノのなかでできる日よけアイデアがあれば、それら取り入れたりして居心地のよい部屋に整えてみてはいかがでしょうか。

writer / 伊野 奈緒美 photo / goodroom journal,shutterstock

取材協力

<監修・記事執筆>

伊野 奈緒美
リフォームスタイリスト3級
カラーコーディネーター2級
文部科学省後援 リビングスタイリスト1級 取得
https://naomi-spring.com/

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