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【思考をキレイにする旅の仕方(323)】「1日いくら」と予算を決めて考える旅

  • 2022.7.2
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子どもの頃、100円玉を握りしめて駄菓子屋に行く時間が好きでした。

それは大人になってからも変わりません。

3,000円握りしめて、「せんべろ」(千円でべろべろに酔うことのできる店の総称)の梯子は今も好きですし、

クリエイターたちと巣鴨に行き、1000円を渡してコーディネートする企画をしたこともあります。

その遊びは旅先でも変わりません。

「午後は2,000円で」と決め、地域のコミニティバスを利用して、歴史民俗資料館や銭湯に行き、

後は食堂かなぁなどと頭の中で計算しながら過ごすのです。

出張先で時間がない、もしくは、疲れてホテルでゆっくりしたい時にもこの方式を取ることも。

ビジネスホテルで面倒になり、目の前のコンビニでカップラーメンを買ってで、いいかなぁとなることももちろんあります。

面倒になると惰性で選びがちになり、惰性の心地よさもあります。

それはそれでいいけれど、ちょっとしたことで惰性ではなくなることもあり、

私にとって「100円玉を握りしめて」の感覚は、そのスイッチの切り替えになるのでしょう。

「今日はワンコイン(500円)で」と考えるだけで、少なくともカップラーメン選びの視点は変わります。

そういう時に限って高いカップラーメンに目が行き、今日はワインコイン買い中止宣言を出すこともあるけれど、

それはそれで楽しいんですよね。<text:イシコ http://sekaisanpo.jp/>

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