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【今買うべき新作お土産】夏に飲みたい!レトロで爽やかな「熱海ラムネ」

  • 2022.7.2
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旅やお出かけに必須の「お土産」。全国各地には人気のお土産がたくさんありますが、「ちょっとマンネリかも」と感じている人も多いかもしれません。そこでこの連載では、2022年に登場した「新作のお土産」に注目してその味をお届けします。第18回は、伊豆半島合同会社の「熱海ラムネ」を紹介します。

2022年5月新発売!熱海で買いたい「熱海ラムネ」

「熱海ラムネ」は、地方創生を掲げて、地元に眠る伝統文化や希少な食材を再発掘する熱海の食品・土産物製造販売会社「伊豆半島合同会社」が生み出した炭酸ドリンク。熱海温泉の新たな魅力創出5弾として2022年5月17日から販売されています。

夏の風物詩として親しまれてきた「ラムネ」。1950年代には2,000社以上のラムネ製造会社がありましたが、2019年には37社にまで減少。そしてコロナ禍の影響を受け、ラムネを多く消費する花火大会や夏祭りなどが中止になり、行き場を失ったラムネの大半は倉庫で眠っていたそう。

そんなラムネ不遇の時期を乗り越えて、2022年に新発売されたのがこちらの「熱海ラムネ」です。花火大会や各地の祭りも復活されつつある今夏、このタイミングを好機としての登場となったわけですね。

熱海ラムネの瓶は、長さは約20cm、直径約5cmと、手に馴染みやすいサイズ。昔懐かしい形で価格は220円(税込)です。

帯にはレトロなフォントで「熱海ラムネ」と赤で印字。ラムネの泡を思わせる水玉模様に、熱海の海をイメージした波の上を青いカモメが飛んでいます。

コロコロ転がるビー玉の音が心地いい

ラムネといえば、中に入っているビー玉の「栓」を瓶の中に落として飲むのが醍醐味。熱海ラムネにももちろんビー玉で栓がされています。開け方は瓶の蓋に書かれていますよ。

蓋部分についた玉押しを使って開けましょう。ぎゅっと力を込めてビー玉を下に落とすと、「プシュ!」という音がして、ラムネが開き、「シュワ〜」という炭酸の弾ける音とともにラムネの香りが漂ってきました。この感じが懐かしい!

瓶にはビー玉を受けとめる溝があって、瓶を動かすたびに「コロコロコロ」とビー玉が転がる音がするのも、ラムネ瓶ならでは。この音が暑い夏に涼しさを感じさせてくれます。

グラスに注ぐと、シュワシュワ〜と気持ちのいい音が。そして、ラムネ独特の甘くて爽やかな香りが、夏気分を高めてくれますよ。

きめ細かい泡がパチパチ弾けて、見ているだけで涼しさを呼んでくれますね。暑い日にキンキンに冷やしたラムネを日陰で飲んだら、それだけで夏を漫喫している気分になれそうです。

爽やかな炭酸のラムネは夏にぴったり

やっぱりラムネといえば、瓶のまま飲むのが一番楽しめますよね。ラムネ瓶の重さを手に感じながら飲んでみると、シュワ〜っと炭酸が口の中で弾けます。そしてラムネらしい甘さと爽やかな風味が、鼻と口に広がります。

ラムネは、中小企業のみが国から製造を許された特定の飲料とのことで、熱海ラムネはその伝統の味を守って作られているのだとか。昔から親しまれてきたドリンクということもあり、年配の人から若い人まで多くの人に愛される味に仕上げられています。

昔懐かしい「熱海ラムネ」を熱海土産に!

「長年日本人に親しまれてきた庶民的な飲み物『ラムネ』を今後も守りたい」という思いから生まれた熱海ラムネは、静岡県内の土産物店やホテル、サービスエリア、観光スポットのほか、居酒屋やバー、スナックなどでも販売中です。各店のオンラインショップでの販売もあり、お取り寄せもできるそうです。

これから迎える暑い夏に、熱海ラムネの懐かしい味を楽しんで、レトロな夏を楽しんでみませんか? 熱海に行ったらぜひ熱海ラムネをお土産に選んでみてくださいね。

熱海ラムネ

内容量:200ml

価格:220円(税込)

販売店:静岡県内の土産物店、サービスエリア、観光スポット、居酒屋、バー、スナックなど

[All Photos By Kaori Simon]

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