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「そして誰もいなくなった...」なインコで3万いいね 広島・福山市動物園が発信する「飼育員しか見られない決定的瞬間」

  • 2022.6.29
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[みみよりライブ5up - 広島ホームテレビ] 2022年6月8日放送の地球派宣言のコーナーでは、写真や動画の配信に力を入れている動物園を取り上げていました。

飼育員に向かってオリをたたくアムールヒョウに、競うようにエサを食べるパルマワラビー......。

60種類の動物などを展示している福山市立動物園は、ツイッターなどのSNSに動物たちの写真や動画をほぼ毎日投稿。

これまでに投稿した写真や動画は1万点以上。動物たちの素の表情や、普段飼育員しか見ることのできない決定的瞬間が捉えられています。

ボタンインコが一斉にいなくなる動画は3万以上の「いいね」がついたそうです。

動物たちの姿を投稿する理由について、福山市立動物園の末國さんは「動物たちの日々の様子をファンの方に届けたいという気持ちだったり、コロナでなかなか来られない方にも見ていただきたい」と話します。

動物たちの隠れた魅力を発信

この日のモデルは、今にも寝そうなアカハナグマのキャンディ。

ハンモックの中で寝ていてお客さんから見えないこともあるので、普段お客さんからは見えにくい角度で撮るようにしているそうです。

飼育員が昼寝の様子を撮影しようと近づきますが、気配に気づき、キャンディは目を覚ましてしまいます。それでも狙いを変えてカメラを向け約5分で撮影は終了。

動画は手が空いた時間にコメントを書いて投稿しているそう。

動物園によると1日の投稿回数が20回を超えることもあるそうで、このSNSがきっかけで人気が出た動物もいるといいます。

動物たちの隠れた魅力を発信し、コアなファンを増やそうとする福山市立動物園。

今後はオンラインのイベントなども充実させ、来園者の増加につなげたい考え。

飼育員ならではの目線で動物たちの姿を見られるのは嬉しいですね。

(ライター:momiji)

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