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【季語クイズ】「雲の峰」はどんな季節? 意外と知らない“季語”、正解は…?

  • 2022.7.13
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暑さが厳しくなってきて、最近「夏」をひしひしと感じますよね。ふと空を見上げると、夏らしい澄みきった青空が広がっていることが多くなった気がします。

今回はそんな夏の空に関する、代表的な季語「雲の峰」をご紹介していきます。

雲の峰とは?

くも【雲】 の 峰(みね)

夏、山の峰のようにそびえ立っている積雲をいう。入道雲。《季・夏》

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

引用にもあるように、「雲の峰」は「入道雲」を指した言葉。澄みきった青空に漂う、大きくて雄大な雲が林立する様子を表しています。

夏の代名詞、入道雲

空を見上げ、入道雲が見つかると、夏が始まったと感じさせられますよね。気象庁公式HPによると、入道雲は積乱雲のことを指しているんだとか。

〘名〙 雄大な積雲で、雲の頂が坊主頭のようにむくむくと盛り上がって見えるものの俗称。積乱雲にも見られる。《季・夏》

出典: 『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

この見た目が大男の立ちはだかる姿に似ているところから、関東では坂東太郎、関西では但馬太郎などと呼ばれたりもするそうですよ。

まとめ

いかがでしたか?

「雲の峰」は夏によく見かける入道雲を指す、夏の代表的な季語の一つです。今後もその時々の季語をご紹介させていただきますね!

 

※参考文献:『精選版 日本国語大辞典』小学館、『日本大百科全書(ニッポニカ)』小学館