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女性活動家たちが映画『サフラジェット(原題)』UKプレミアに押し寄せ一時レッドカーペットが封鎖!

  • 2015.10.9
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19世紀終わりから20世紀初頭にかけて行われていた女性参政権運動について描いた映画『サフラジェット原題)』のUKプレミアに多くの女性活動家たちが押し寄せた。7日(現地時間)にロンドンで開催された同イベントに家庭内暴力被害者たちを支援する100人以上の活動家たちが押しかけ、発煙筒の煙で周囲が包まれる中で柵を飛び越えるなどしたことで、ヘレナ・ボナム・カーターとキャリー・マリガンが登場する予定であったレッドカーペットが一時的に閉鎖される事態となった。

しかしこの事態に対しヘレナとキャリーはとても感銘を受けたようで、ヘレナは『スカイ・ニュース』に対し「私はとても素晴らしい事だと思うわ。これぞまさに女性参政権運動に参加した人達そのものだったから。あなたが強く何かについて感じているのにそこに不公平さがあるならば、声をあげてその状況を変える挑戦をすることができるのよ。私たちの映画に対して完璧な反応だったと思うわ」と語っている。

最近子どもを出産したばかりのキャリーもこのハプニングに心を動かされたようで「すごいわ、ワクワクしちゃう。彼女たちは私たちに今抗議活動を行うことができるかとか、石を投げることができるかとか聞いてきたのよ。そんなことが出来たらいいなってずっと思っているの。そんな風に強くなりたいわ。今夜、この活動を行った女性たちは本当に素晴らしかった。映画業界って世界の縮図だと思うの。だから、私たちの社会では本質的に男女差別が根付いているということは、映画業界全体もそうであって、すべての業界においてもそうってことよ」と話していた。

今回抗議活動を行った団体シスターズ・アンカットのジャネール・ブラウンは『BBCニュース』に対し「女性たちの苦悩は今もなくなっていないため私たちは今日、『サフラジェット(原題)』のプレミアにやってきたのです。死んでしまった女性たちは投票出来ませんから」とコメントしている。

参照元:VOGUE JAPAN

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