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「弁当箱にしか見えませんが…」→使って衝撃!“おひとりさま炊飯器“が超便利でした…!

  • 2022.8.8

「炊きたてのご飯はやっぱりおいしいけれど、一人暮らしだとどうしても余ってしまいがち…」「お弁当でもあつあつのご飯が食べたい!」なんて考えたことは、誰でも一度はあると思います。

実は、そんな夢のような願いを叶えてくれる“画期的なお弁当箱”があるんです。今回は、気になるそのアイテムを実際に使ってみた感想とともに、メーカーに取材した発売後の反響や開発秘話をお伝えいたします。

サンコーの「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」

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こちらが、今回ご紹介するサンコーの「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」(税込6,980円)。

その名の通り、0.5~1合のご飯を短時間で炊くことができる弁当箱型の炊飯器になります。

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0.5合の場合、なんとたった14分でご飯が炊きあがるんだそう。これなら、時間のないランチタイムや仕事終わりで疲れているときでも、すぐに炊きたてのご飯を楽しむことができそうです。

ビジュアルはまさに“お弁当箱”

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箱の中には本体のほかに、電源ケーブルや計量カップ50ml、取扱説明書などが入っていました。

一見したところ、本体はなんの変哲もない“お弁当箱”のよう。これでご飯が炊けるとは、とても思えませんよね。

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なお、商品の仕様は下記の通りとなっています。

サイズ:240×100×80(mm)
重量:840g
ケーブル長:1400mm
定格電圧:100V
定格周波数:50/60Hz
定格消費電力:185W
素材:PC、アルミ、シリコン
注意事項
・内容品に記載している以外の物は付属しません。
・付属の取扱説明書をよくお読みいただき、ご使用の際には十分にお気をつけてご使用ください。

ふたを開けると…?

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ふたを開けてみてびっくり。本当に、内側がお釜になっていました…。

なんでも、底面には強力なヒーターが搭載されているんだそう。それにより、全体がムラなく炊き上がる高火力が実現されているんだとか。

実際にご飯を炊いてみました!

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それでは、早速実際にご飯を炊いてみることに。今回は、最大量である1合炊飯を試してみます。

米は150gで、付属の計量カップすりきり3杯分です。炊飯用の水量は250ml〜300ml。お好みの硬さに応じて量を調節してください。

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米と水を入れ、蓋固定フックでしっかり閉じたら電源コネクタに電源テーブルを差し込みます。

炊飯スイッチをONにして、本体炊飯LEDが赤く点灯したら、後は約19分半待つだけでOKです。

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炊飯が終わると保温になり、本体炊飯LEDが緑に変わります。後は、5〜10分程度蒸らしたら完成です。

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こちらが炊き上がったご飯になります。ツヤツヤと光沢を放っていて、粒もしっかり立っている様子。本当に、短時間で簡単にご飯を炊くことができましたね…。

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実際に食べてみても、違和感は全くなし。炊きたてのおいしいご飯を堪能することができました。

この味が職場でもどこでも好きなところで楽しめるのは、かなりありがたいですね…!

※召し上がる前は際にはご飯をよく混ぜ、必ず本体の電源を切ってからお召し上がりください。
※再保温はできませんので、一度電源をOFFにした後、電源をONにしないでください。再度炊飯が始まります。

【メーカー取材!】商品が考案されたきっかけは?

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——「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」を考案されたきっかけはなんでしょうか?

サンコー広報 えき晋介さん:食べたいときにすぐにご飯を炊いて食べたい。すぐにお米が炊ける炊飯器を作りたい。そして炊きあがり後そのまま食べたい。そんな思いから開発しました。

——たしかに、炊きたてのご飯はほかのものに変えがたい魅力がありますよね。しかし、それでも“弁当箱型の炊飯器”というアイデアは少々奇抜にも思えます。社内から反対の声などは上がらなかったのでしょうか?

同:これは良いという反応。これがあればご飯を手軽に炊いて食べることができるようになるという反応でした。

商品開発時に苦労したことや工夫したことは?

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——反対の声はなく、ストレートに商品化が決まったようですが、開発時に苦労したことや工夫したことはありますか?

同:高速で美味しいお米を炊くことに苦労しました。最終的に構造を従来の円系ではなく、四角い構造にしたことで美味しいお米を短時間で炊けることに成功しました。

——なるほど! 一般的な炊飯器をただ小型化するのではなく、弁当箱のように四角い構造になっている点は、携帯の利便性など以外にも理由があったんですね。

発売後の反響と今後の展開は?

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——「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」のターゲット層はどのような方々でしょうか?

同:お米好き、ご飯を大量に炊いて冷凍保存している方、職場でお弁当を持ってきている方など

——売れ行きは好調で、数々のメディアでも取り上げられているようですが、発売後の反響はいかがでしょうか?

同:発売直後から爆発的に売れ、現在はシリーズ16万台を超えております。

——シリーズ累計16万台! すさまじく売れていますね。やはり、それだけ炊きたてのご飯に対する需要は根強いものがあったのかもしれません。

ちなみに、今後スチーマー以外のお弁当系の商品は展開される予定でしょうか?

同:弁当箱炊飯器が非常に好調なので、今後も様々な商品を開発していく考えです。



筆者:松本陸杜/ライター
カルチャー系メディアを中心に活躍するフリーライター。ジャンル問わずさまざまなコンテンツを執筆している。なかでも食レポに関するワーディングに定評がある。週5日はコンビニに通う、コンビニ情報通。戦略を考えながら対戦するカードゲームが好き。