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「菜椿象」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.7.26
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今回ご紹介する難読漢字は「菜椿象」。

使用されている漢字から、なが〜い鼻が特徴で、動物園の人気者である「象(ぞう)」の仲間であるとお考えになった方もいらっしゃるかもしれません。

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「菜椿象」の読み方!

それでは、早速「菜椿象」の読み方を発表します。

「菜」は「さい」、「椿」は「つばき」、「象」は「ぞう」と読みますが、これらをただ単純につなげて「さいつばきぞう」と読んでしまった方は不正解です。

ちなみに、読み仮名は…なんと3文字! それを聞いて、逆に混乱してしまった方もいらっしゃるかもしれません。

それでは、ここでヒント!

実は「菜椿象」は「菜亀」と書くこともできます。こちらなら、簡単に読めますよね。

…そう、正解は「ながめ」でした!

「菜椿象」について

読み方を聞いても、「菜椿象」の表すものがなにかわからない方も多いかもしれません。

実は、こちらは「カメムシ」の一種になります。お気づきになられたかもしれませんが、「カメムシ」は漢字で「椿象虫」「亀虫」と書くことができるんです。

では、この昆虫はどのような特徴を有しているのでしょうか?

〘名〙 カメムシ(半翅)目カメムシ科の昆虫。体長八~九ミリメートル、体は帯藍黒色で、周縁や背のY字条紋が橙紅色。ダイコンなどアブラナ科植物の害虫として知られる。日本各地に普通にみられる。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

漢字表記をはじめて見たという方も、もしかしたら過去にどこかで遭遇したことがあるかもしれませんね。

ちなみに、実は「カメムシ」、そして「ゴミムシ」の仲間は「ヘッピリムシ」とも呼ばれているんだそう。これは「昆虫類のうち、臭い強烈なにおいを出す種類の俗称」なんだそうですよ(出典:『日本大百科全書』/小学館)。

まとめ

いかがでしたか?

「菜椿象」は「ながめ」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!