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「天蚕糸」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.7.28
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今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「天蚕糸」です。

それぞれの漢字は、見かけたことのある方も多いはず。でも、組み合わさった言葉を見ると「え、なんて読むの…?」と混乱してしまったかもしれません。今回は、読み仮名3文字で考えてみてくださいね。

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「天蚕糸」の読み方!

「天」は「てん」、「蚕」は「かいこ」、「糸」は「いと」と読むことが多いですよね。

しかし、これらをつなげて「てんかいこいと」と読んでも、残念ながら不正解! 先述したように、読み仮名は3文字になります。

ちなみに「天蚕」と書いても、同じ読み方をしますよ。

それでは、ここでヒント! 「天蚕糸」は釣りで使う道具でもあります。

使われている漢字からもわかるように、釣り糸のことですよ。

…それでは、正解を発表します。

正解は「てぐす」でした!

「天蚕糸」について

「天蚕糸(てぐす)」はカタカナで「テグス」と書かれることが多いかもしれません。釣りを趣味にされている方でも、漢字表記があることはご存知なかったのではないでしょうか。

なお、「天蚕糸」は原料になる素材を生み出す「天蚕蛾(てぐすが)」も意味します(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。

さて、それでは「天蚕糸」はどのようにしてできるのでしょうか?

② ヤママユ科のテグスガからとれる糸。老熟した幼虫から絹糸腺を取り出し、これを酢酸溶液に漬け、引き伸ばしたものを乾燥させて製する。主に釣糸に用いられる。てぐすいと。てんさんし。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

ちなみに、「天蚕糸」にはほかにも「てんさんし」や「てぐすいと」、「てんぐす」という読み方があります。

なお、現在の「てぐす」は「天蚕蛾」からとれるもの以外にも、ナイロンなど別の素材で作られているものもあるそうです。

まとめ

いかがでしたか?

「天蚕糸」は「てぐす」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!